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【卓球】張本智和が明かした仲間との〝リビング会議〟「勝ちたいか、勝ちたくないか」

東スポWEB / 2024年8月9日 22時24分

チームワークは抜群だった

【フランス・パリ9日発】卓球男子のエース・張本智和(智和企画)は、仲間の支えを受けてコートに立っていた。

7日にパリ南アリーナで行われた団体準決勝ではスウェーデンに2―3で敗れ、3位決定戦に回ることとなった。張本は最終第5試合で敗れ、試合後には「この現実を受け止めなくていい方法があるんだったら、それがいいですけど…」と大粒の涙を流した。

ショックが大きかった中で、8日には張本、戸上隼輔(井村屋グループ)、篠塚大登(愛工大)の3人でリビングで話し合ったという。「僕も切り替えられていないけど、話しながら切り替えようと。明日(9日)に3決がある。勝ちたいか、勝ちたくないかのそれだけだと。それまでの過程はどうでもいい。銅メダルを取るチャンスがあるならもちろん取りたいよね。取りたかったのは銅メダルじゃなかったかもしれないけど、今残されたのは銅メダルしかない」と決意を固め、3位決定戦のコートに立った。

この日は開催国のフランスと銅メダルを懸けて対戦。2―3で敗れたものの、0―2から戸上隼輔(井村屋グループ)、張本がともに勝利して同点に追いつくと、第5試合を任された篠塚大登(愛工大)も個人戦銅メダルのフェリックス・ルブラン相手に奮闘。今の全力を出し切った。張本は「(準決勝から)切り替えられたと思わないけど、できる最大限の切り替えはできたのかな」と神妙に語った。

張本の夏はこの日で終わったが、10日に開催される女子団体決勝には妹の美和(木下グループ)が登場する。兄は「昨日(準決勝)も1人で自分の負けを取り戻してすばらしかった。1回負けたからこそ中国に向かっていける部分もあると思う。本当に全力で頑張ってほしい」とエールを送った。

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