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【広島】日本一阪神に見せつけた「鯉の勝利の方程式」 酷暑9連戦で突き放す

東スポWEB / 2024年8月10日 6時5分

広島・新井監督

前年日本一の猛虎に「昨季との違い」を存分にみせつけた。セ首位の広島は10日の阪神戦(京セラ)で6―3と快勝。2位・巨人に2ゲーム、3位・阪神にも3ゲームとそれぞれ差を広げた。

点差以上に圧勝の内容だった。今季初先発の森翔平投手(26)が5回1失点とゲームメーク。打線も相手エース・村上から4回までに6安打で4点を奪う効率的な攻撃を展開して攻略した。その後も虎の中継ぎ陣から快音を響かせ続け、終わってみれば後半戦最多の16安打で6得点。新井貴浩監督(47)も「いい攻撃ができたと思います」と笑みを見せた。坂倉が5安打をマークし、秋山と矢野も3安打と打線が切れ目なくつながり出していることを実感した格好だ。

チームは巨人、阪神のセ上位2球団を相手に9連戦真っただ中。疲弊モードに入っても不思議ではないが、逆に赤ヘル軍団は疲れも吹き飛ばさんばかりの〝手ごたえ〟をつかみつつある。

酷暑の戦いにおいてもリーグナンバー1の防御率1点台を誇る救援陣は安定感を継続。この日、リーグトップの33セーブ目を挙げた守護神・栗林はもちろんのこと、2番手・黒原や3番手・島内の鉄壁リリーフ陣も6回以降の虎の反撃をシャットアウトしてみせた。この3投手に加え、塹江、森浦、ハーンもまじえた「2024年版・鯉の勝利の方程式」を担う面々は過酷な9連戦でも揺らぐことなく稼働中だ。

一方の赤ヘル打線も、この日は虎の主要ブルペン陣に対してつめ跡をきっちりと残してみせた。先発から配置転換されたばかりの相手2番手・伊藤将や3番手・漆原に攻撃の手を緩めることなく攻めまくり、嫌な印象を与えて3連戦を優位に戦う手はずを整えた。

今季の対阪神戦はこれで9勝7敗1分け。10日のカード2戦目で対峙する通算8連敗中の相手先発・大竹を攻撃陣が攻略することができれば、赤ヘル軍団はこのまま一気に上昇気流に乗っていくはずだ。

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