【Ｋ－１】アマゾンからの刺客か、国内スター選手か…スーパーライト級Ｔ参加の「？」に注目発言

会見に出席したK-1のカルロス菊田プロデューサー(左)と、Krushの宮田充プロデューサー

来るか、アマゾンの〝未知強（ミチツヨ）〟。立ち技格闘技イベント「Ｋ－１ ＷＯＲＬＤ ＭＡＸ」（９月２９日、東京・国立代々木競技場第二体育館）での「第７代Ｋ―１ ＷＯＲＬＤ ＧＰ スーパーライト級王座決定トーナメント」出場選手「？」に注目が集まっている。

Ｋ－１は９日に都内で会見し、出場選手６名を発表した。すでに発表済みの鈴木勇人、稲垣柊の日本人選手に加え、カン・ピナール（トルコ）、トーマス・アギーレ（アルゼンチン）、メン・ガオフォン（中国）、ヨードクンポン・ウィラサクレック（タイ）と国際色豊かな顔ぶれが名を連ねた。さらに残る２枠は「？」とされ、Ｋｒｕｓｈの宮田充プロデューサーは「（発表は）２０日くらいになるかと思います」と説明した。

会見後、取材に応じたＫ－１のカルロス菊田プロデューサーは２枠の「？」を残した理由について「このトーナメントを盛り上げるためにギリギリまで交渉をしているので…。興行を盛り上げるために、マッチメークを最後まで妥協しないということです」と語った。

現在は複数の選手と交渉を続けているとして「『この選手が来るんだ！？』っていう選手も含めて交渉しています」と〝大物〟の参戦も示唆。また、外国人選手とは限らず「国内有力団体のトップ選手とかも…。ただ、それぞれの団体さんのスケジュールもありますしね」と国内のスターも候補に挙がっている。

それだけではない。「アマゾンから国内団体まで、地球規模で最後まで可能性を探りたいと思います」と菊田氏はサングラスの奥で眼光を鋭くした。ブラジルから〝未知の強豪〟に分類されるような選手がリングに上がる可能性もあるのだ。

アマゾンの戦士か、それとも国内のタイトルホルダーか。復活したＷＯＲＬＤ ＭＡＸはカード編成から熱くなっている。