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【バドミントン】〝ワタガシペア〟渡辺勇大&東野有紗 躍進の影に「マレーシア出身コーチ」あり

東スポWEB / 2024年8月10日 6時5分

帰国した渡辺勇大(左)と東野有紗

〝ワタガシペア〟躍進の秘密とは――。

パリ五輪のバドミントン混合ダブルスで銅メダルを獲得した渡辺勇大(27)、東野有紗(28=ともにBIPROGY)が9日、羽田空港に帰国。会見で渡辺は大会を振り返り「みなさんが背中を押してくれて、取らせていただいた銅メダルだと思っている」と感謝を口にした。

日本バドミントン界史上初の2大会連続表彰台という快挙を果たしたワタガシペア。その強さの秘訣はどこにあるのか。

2人が所属するBIPROGYの早川賢一監督(38)は「渡辺は男子シングル並みの身体能力。つなぎ球がとにかくうまい。東野は男子のスマッシュをしっかりレシーブする能力がとにかく優れている」とそれぞれの長所を解説する。

そんな2人がペアとして躍進した大きな要因がある。「2018年からバドミントン協会が専任のコーチを招へいして、本格的に強化したのが大きい」と指摘。マレーシア出身で混合ダブルスを担当するジェレミー・ガン・コーチ(45)の存在が大きく、「ジェレミーさんの指導によって2人は飛躍的に伸びた」と早川監督はその手腕を絶賛した。

そして「これからもバドミントン界をけん引する選手として活躍してほしい」と2人にエールを送った早川監督。日本バドミントン界の看板として、さらなる活躍に期待がかかる。

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