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【ボクシング】性別騒動ヘリフに敗れ…銀の中国選手は「知らなかった」 不公平と母国でも批判続出

東スポWEB / 2024年8月10日 9時59分

イマネ・ヘリフ(左)にがっつり左を入れる楊柳(ロイター)

ボクシング女子66キロ級決勝で、性別騒動の渦中にあったイマネ・ヘリフ(25=アルジェリア)が、昨年の世界選手権優勝の楊柳(32=中国)を5―0で下して金メダルを獲得した。

世界ボクシング協会(IBA)が昨年の世界選手権の性別適合検査で基準値に達せず、失格としていたが、国際オリンピック委員会(IOC)はパリ五輪に向けてパスポートの性別が女性であることから出場を容認。ヘリフと2回戦で戦ったイタリアのカリニはパンチをもらってすぐに棄権したこともあって、出場の是非をめぐって世界的な大論争となっていた。

決勝で、自国の英雄が敗れたことで中国国内では不満爆発。SNS上では「楊が新の金メダルだ!」「不公平だ」「なぜ楊がこんなばかげた試合に参加しないといけないのか」「オリンピック精神はどこに行ったのか?」とヘリフやIOCに対する抗議の声が並んだ。

一方で、対戦した楊の意外なコメントも話題となっている。中国メディア「金羊網」によると、楊は試合後、ヘリフについて「相手のパフォーマンスは非常に良く、技術的な面では学ぶ価値がある」と語った。

さらに、性別騒動が起きていることを「閉鎖した状態で大会の準備をしていたので、今日まで彼女に関する論争について知らなかった。試合前は、この相手を研究し、どうやって倒すかを考えることに集中していた」と語り、性別騒動を知らなかったという。

真っ向勝負での勝利を求め、準備をしていたようだ。

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