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【飛び込み】17歳・玉井陸斗 104年の歴史変える銀メダル 恩師が感じていた固い〝決意〟

東スポWEB / 2024年8月11日 7時14分

銀メダルを決め、コーチと抱き合う玉井陸斗(上)

パリ五輪の男子高飛び込み(10日=日本時間11日、アクアティクスセンター)決勝が行われ、17歳の玉井陸斗(JSS宝塚)が507・65点で2位。日本勢は飛び込みに1920年アントワープ五輪から参加しているが、表彰台に立ったのは今回が初めてとなった。

3位で迎えた最終6本目に5255B(後ろ宙返り2回半2回半ひねりえび型)を完璧に決め、この日自身最高の99・00点をマーク。飛び込み界の歴史に新たなページを刻んだ玉井は「東京五輪が終わってからの3年間は厳しい練習も多かったが、あきらめずにやって、みんなの夢であるメダルを獲得できたことは大きいことだと思う」と声を弾ませた。

14歳で出場した2021年東京五輪は7位入賞。22年世界選手権は銀メダルに輝いた。世界の頂が現実味を帯びてきた中で、玉井はかねてパリ五輪に向けて強い思いを抱いていた。玉井が在学する兵庫・須磨学園高水泳部の谷川誠監督は、23年世界選手権前に早くも覚悟を感じていたという。「『大会の目標は?』と聞いた時に『メダルとかよりも、パリを決めてきます。ここで決められるように頑張ります』と話していた」と振り返る。

玉井にとって五輪の出場はあくまで通過点。世界選手権は腰を痛めながらも、決勝に進んで代表の座をつかみとった。メダルを視野に入れており、谷川監督は「パリに出るだけじゃなくて『メダルを取りたい』と。本人もそこを目標にしていたのは接していて感じた」と明かした。

悲願のメダルを手にした玉井は「自分ができることをやり切ろうという気持ちだけで、今までやってきたことを信じて飛び込みができた」と充実の表情。パリの地で104年越しの夢を現実に変えた。

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