大谷翔平はノーヒットで打率２割９分９厘７毛 ３戦連発のオズナに本塁打で並ばれる

大谷翔平（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

ドジャースの大谷翔平投手（３０）は１０日（日本時間１１日）、本拠地ロサンゼルスでのパイレーツ戦に「１番・ＤＨ」で先発出場して３打数ノーヒット１四球。試合は４―１でドジャースが勝利を収めた。

相手先発はオールスターでナ・リーグ先発を務めたスーパールーキーのスキーンズ。６月５日、敵地での初対戦では大谷が中堅へ１５号本塁打を放ったが、この日はタイミングが合わなかった。初回の第１打席ではシンカーをひっかけて一ゴロ。１点リードで迎えた３回無死一塁の場面ではカウント２―２から外に逃げるシンカーを空振り三振。５回一死の第３打席でもカウント２―２からカーブを空振りして三振に倒れた。

７回の第４打席は無死二、三塁の絶好機で登場したが、パイレーツベンチは２番手・ヘラーに申告敬遠を指示。大谷の一発を期待していたスタンドのファンからは大ブーイングが起こった。

大谷はノーヒットに終わり、打率３割（２割９分９厘７毛）、３５本塁打、８３打点。ブレーブスのオズナがこの日のロッキーズ戦で３試合連続となる３５号弾を放っており、本塁打数で並ばれた。昨年のア・リーグ本塁打王に続いてナ・リーグでも戴冠となるか。ここからが正念場だ。