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【レスリング】鏡優翔が最重量級で浜口京子超えの金メダル「一番学んだのは気合ですね」

東スポWEB / 2024年8月11日 23時50分

ひまわりのピアスを着けて表彰式に臨んだ女子76キロ級金メダリストの鏡優翔

パリ五輪レスリング女子76キロ級金メダリストの鏡優翔(22=サントリー)が、喜びを一気に語った。

パリ五輪最終日(11日)の決勝でケネディアレクシス・ブレーデス(米国)に勝って金メダルを獲得。鏡は「最高です。幸せな気分です。メダルの感触? 重たいですね。自分の階級より重いです」と言って報道陣の笑いを誘い「やったー。一発、受けたー」と喜んだ。

このときは満面の笑みだったが、表彰式では涙ぐむ一幕も。「今までつらい思いもたくさんしたけど、それが報われた。今まで選択してきたことの答え合わせができた思って涙が止まらなかった」

これまでの女子最重量級の最高成績は2004年アテネ、08年北京五輪で銅メダルの浜口京子だったが、一気に金メダル。「ずっと成し遂げたい思っていて、誰も成し遂げていないことをやろうと思って、それが実現できて最高にいい気分です」。最重量級は勝てないと言われた時期にも「(その言葉は)力になった。そう言ってきた方に見たかーと言ってやりたい」と胸を張った。

先駆者である浜口京子については「参考になることがいっぱいあって、上でたくさん組んでくる選手が多い中で、今の優翔ちゃんなら勝てると言ってもらえたし、一番学んだのは気合ですね」と笑顔で語った。

ビジュアルにも気を配る。「いろいろな強くなり方がある。自分がカワイイで応援されたたら頑張れるとか、いろいろおしゃれしながら切り替えて頑張れば、強くなるというのを証明できたかなと」。マウスピースには「カワイイ」の文字があり、表彰式では、大好きな花であるひまわりのピアスをつけていた。

鏡の金メダルは日本選手団が、今大会の目標としていた20個目だった。「日本にいるときから、私の試合前に19個で、来たら最高だねという話をしていた。(清岡の金メダルで)きたーって思いましたね。プレッシャーというより、それが力になった」

戦いを終えて仲良しの女子53キロ級金メダリスト・藤波朱理(日体大)との祝杯が待っている。「いろいろしたいことはあるけど、まずはシャンパンを冷やしてあるので藤波選手と乾杯します」と待ちきれない様子だった。

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