大谷翔平 今季５本目の三塁打を放つも４度の得点機に凡退 ドジャースはサヨナラ３連勝

大谷翔平（ロイター＝USA　TODAY　Sports)

ドジャースの大谷翔平投手（３０）は１１日（日本時間１２日）、本拠地ロサンゼルスでのパイレーツ戦に「１番・ＤＨ」で先発出場。左飛、中飛、一ゴロ、右翼線三塁打、遊飛、三邪飛の６打数１安打で打率は２割９分８厘（３５本塁打、８３打点）となった。

大谷がバットと足で魅せたのは６回二死の第４打席だった。パイレーツの左腕・ピークスのカットボールを右翼線へはじき返すと、〝快足〟を飛ばして一気に三塁へ。今季５本目となる三塁打にスタンドからは大歓声が送られた。

だが、この日はチャンスで決めることができない。２回一死一、二塁では中飛、４回一死一、二塁では一ゴロ、８回一死二塁の得点機でも遊飛に倒れた。延長１０回には一死一、二塁と一打サヨナラの場面で打席が回ってきたがここも三邪飛でヒーローとなることはできなかった。

大谷が凡退した後、テオスカー・ヘルナンデスに右前適時打が飛び出しドジャースは延長１０回、６―５でサヨナラ勝ち。チームはパイレーツを３タテしたが、大谷は直近５試合で２２打数２安打と下降モードとなっているだけに１３日からの敵地・ブルワーズ戦での巻き返しに期待だ。