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大谷翔平から球宴MVPを奪った男が同性愛者侮辱発言で謝罪「人として成長します」

東スポWEB / 2024年8月12日 17時14分

レッドソックスのジャレン・デュラン(ロイター=USA TODAY Sports)

吉田正尚外野手外野手(31)が所属するレッドソックスの主力選手、ジャレン・デュラン外野手(27)が11日(日本時間12日)のアストロズ戦で同性愛者を侮辱する発言をして、即座に謝罪する騒動が持ち上がった。

ここまで2三振を喫していたデュランは6回の第3打席でスタンドのファンから「テニスラケット、テニスラケットが必要だ」とやじを飛ばされた。「黙れ!」と怒ったデュランは続けて「F✕✕✕ING ✕✕✕✕」とつぶやいたが、これがNESN放送でバッチリと拾われてしまい、SNSなどでまたたく間に拡散された。

2―10で敗れた試合後、デュランは「今夜の試合でファンに反応するときに本当に恐ろしい言葉を使ってしまった。どれだけの人を怒らせ、失望させたのかを知って、ひどく感じる。レッドソックスの組織全体に謝罪します。しかしそれ以上にLGBTQコミュニティー全体にお詫びします。若いファンの皆さまのお手本として尊敬されるなずなのに、今夜はその責任を果たせなかった。この機会を利用して人として成長します」と謝罪の声明文を出した。

デュランは2018年ドラフト7巡目指名でレッドソックスに入団。21年にメジャーデビューした。今季は主に「1番・左翼」を任され、ここまで116試合に出場し、打率2割9分1厘、14本塁打、58打点、29盗塁をマーク。7月のオールスター戦に初選出され、決勝2ランを放って球宴初アーチを放ったドジャース・大谷翔平投手(30)を差し置き、MVPに輝いた。

リードオフマンとしてチームをけん引する一方、6月24日のブルージェイズ戦でサヨナラ打を放ってテレビ局のヒーローインタビューに呼ばれた際「F✕✕K‘EM」の文字がプリントされたTシャツを着ていたことでMLBから警告を受けている。

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