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【広島】玉村昇悟が完投、3回一挙逆転に新井監督ご満悦「うちらしい全員野球」

東スポWEB / 2024年8月12日 22時44分

広島・玉村昇悟

首位を行くチームの一丸野球は、投打の歯車の〝かみ合い方〟も絶妙だ。

広島は12日のDeNA戦(マツダ)に10―3と圧勝し、首位を堅守した。試合後の新井貴浩監督(47)は、投打の歯車がガッチリかみ合った快勝に「うちらしい全員野球でいい一日でしたね」とご満悦だ。

序盤に赤ヘル打線が爆発しビックイニングを作った。1点を追う3回にDeNA先発・森唯を攻略し、打者11人7安打の猛攻で6―1と逆転に成功すると、その後も坂倉の7号弾など、敵のリリーフ陣を攻めたて、15安打10得点。大量援護をバックに、7月30日以来の先発・玉村昇悟は、再びDeNAを相手に9安打3失点と好投、2試合連続完投で3勝目を挙げた。

8月に入り、これまでよりも確実に、赤ヘル打線の振りの鋭くなった手応えに加え、9連戦中すでに2人の先発投手が完投勝利を収めるなど、疲弊しがちな中継ぎ陣の運用においても、この日の新井監督は思い切った策に出た。長期連戦の後半では極力、ベンチ入り投手の頭数を手厚くし、試合に臨むのがセオリーだが、この日はリリーフ陣のベンチ入りを通常の「8人」から1人少ない7人で臨んだ。

新井監督は「まず先発がきょうもそうだけど、よく頑張ってくれているし、ブルペンも誰を出しても自信を持って出せる感じだから」と〝少数精鋭〟にした経緯を説明。リーグ1の防御率2・18は投手陣の「誰か」ではなく「全員」が充実しているからのこその一手と言えそうだ。

仮にも延長戦のような展開となればカード頭で〝総動員〟となる可能性が高くなる布陣で臨んだ一戦で、見事に、この日も先発・玉村が1人で投げ切る好循環。今季100試合目を終えた赤ヘル軍団は〝ラストスパート〟へ向け、余力十分。投手陣は特に、まだ入れていない〝ムチ〟の一手が数多く残っている模様だ。

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