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【阪神】佐藤輝のワンバン送球をはじいて失点…大山悠輔「西さん、テルにも申し訳ないな」

東スポWEB / 2024年8月12日 22時44分

好捕した佐藤輝だったが悪送球が失点につながった

阪神は12日の巨人戦(東京ドーム)に、0―1で零封負け。序盤の失策絡みの失点が最後まで大きく響いてしまった。

初回二死二塁から、岡本の三塁線への痛烈なゴロを佐藤輝明内野手(25)が好捕。岡田彰布監督(66)が、試合後「俺ひとりで叫んでたからな。『ワンバン!』って。俺だけやった、恥ずかしかったわ。ベンチで、そういうことや」と明かした通り、ワンバウンド送球となった。

だが、大山のグラブをはじいてファウルゾーンを転々…(記録は佐藤輝の失策)。二走・丸が本塁に生還し、先取点を献上した。結局打線も巨人投手陣の前に沈黙し、この1点が大きくのしかかった。佐藤輝は「アウトにできなかったので、次はアウトにできるように頑張ります」と悔しさをにじませ、大山も「低く投げてくれてる以上、何とかしないといけなかったので。チームもそうですし、西さん、テルにも申し訳ないなと思います」と肩を落とした。

試合前練習から佐藤輝を〝みっちり〟指導している馬場内野守備走塁コーチは「大山はワンバウンドがとれずお互いさまやね。欲を言えばとりやすいワンバウンドが良かったけど…」と指摘しつつ「(佐藤輝は)残り試合も出続けるワケだから脱皮してほしいね」と語った。

この日の黒星で、自力優勝の可能性が消滅した岡田虎。守りのミスを減らし、まずは2位・巨人との残り2戦に勝ち切りたいところだ。

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