アルバレスのＡマドリード加入が正式発表 移籍金１５２億円もファン歓喜「最高の補強だ」

フリアン・アルバレス（ロイター）

スペイン１部アトレチコ・マドリードは１２日にイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティーからアルゼンチン代表ＦＷフリアン・アルバレス（２４）が完全移籍で加入すると発表した。契約期間は２０３０年６月末までの６年で欧州各メディアによると、移籍金は最大９５００万ユーロ（約１５２億円）になるという。

アルバレスは２０２２年にアルゼンチン１部リバープレートからマンＣに移籍し、リーグ制覇などにタイトル奪取に貢献。アルゼンチン代表としても２２年カタールＷ杯優勝や２４年南米選手権の連覇にも尽力し、今夏のパリ五輪にオーバーエージ（２４歳以上）枠で参戦した。公式サイトでは「多用途で速く、優れた能力を持つストライカーである」と紹介した。

また、スペイン紙「マルカ」はスター選手の加入について「ＰＳＧ（フランス１部パリ・サンジェルマン）が手ごわい競争相手として参入した一方で、Ａマドリードは（フランス代表ＦＷアントワヌ）グリーズマンのスターの地位を継承する、旗印となるべきプロジェクトで彼を誘惑し続けた」と伝えた。

同紙のコメント欄には「彼は間違いなく成功する」「この夏最高の補強だ」「アトレチコにとって良い契約だ」「彼は優れているのでどこでもプレーできる、どこでもゴールを決める」「私はレアルファンだが、バルセロナよりもアトレチコの方が怖くなった」「シメオネ（監督）は言い訳できなくなった」との声が書き込まれていた。