【甲子園】霞ケ浦が智弁和歌山を撃破 高橋監督「ホントに勝っちゃうんだ、というビックリするような思い」
東スポWEB / 2024年8月13日 18時14分
第106回全国高校野球選手権大会の第7日(13日)第3試合は霞ケ浦(茨城)が強打の智弁和歌山を延長タイブレークの末、5―4と下して甲子園初勝利を挙げた。3―3で迎えた延長11回、二死二、三塁から片見(2年)の遊撃内野安打で勝ち越すと、続く真仲(3年)も三塁手のグラブをはじく内野安打で追加点を挙げた。
2年生エース左腕の市村が90キロ前後のスローカーブで強打線を手玉に取り、終盤まで3点をリード。しかし、8回に高桑(3年)と花田(3年)に連続本塁打を浴びて同点とされ、無念の降板。流れが大きく相手に傾く中、マウンドに上がった真仲は粘りの投球で追加点を許さなかった。延長11回に自らバットで追加点の適時打を放つなど、投打で〝巨象〟撃破に貢献。最後の打者を仕留めると、マウンド上で万歳し、校歌斉唱に臨んだ。
劣勢の状況での登板にも「絶対に校歌を歌ってやろうと思った。走者が1人もいないんで大丈夫かな、と思って割り切って上がった。最後は気持ちと自分の武器であるコントロール。低めを意識して投げていた。校歌が歌えてめちゃうれしかった」。三塁側のアルプスから智弁和歌山の応援歌「ジョックロック」が鳴り響く中「ジョックロックは怖かったが、地方大会から厳しいところで投げてきた。今日もそんなに(圧力は)感じなかった」と淡々と振り返った。
高橋監督は「校歌が歌えたのは感動的。相手が強豪なのでまさかこんな試合ができるとは思わなかった。あと1つで勝てると思いながらホントに勝っちゃうんだ、というビックリするような特別な思い」と感激しながら「真仲は夏大会から覚醒してマウンドで堂々と投げている。市村がつかまった時に投げさそうと思っていた。あの状況であれだけの投球ができるとは思ってなかったので…すごいです」と窮地を救った右腕をたたえた。
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