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【DDT】秋山準 ノア大先輩・小川良成の引退に驚き「首も悪いのは聞いていた。ただ…」

東スポWEB / 2024年8月14日 5時9分

全日、ノア時代の先輩・小川良成について語った秋山準

ノアのベテラン・小川良成(57)の突然の引退が決まり、マット界に大きな衝撃が走った。

13日にノアが発表した内容は、小川が頸部の負傷で現役を続けることが難しいと判断されたため、本人の申し出により引退するというもの。4日の横浜大会出場を最後に、首の負傷により9日からの4連戦を欠場していた。しかも1985年9月に全日本プロレスでデビューした功労者にもかかわらず、本人の希望で引退会見やセレモニーなどは行わないという。

全日本、ノアで後輩だったDDTの秋山準(54)は「長いことやっているから負傷とかあると思っていたし、首も悪いのはちょっと聞いていた。ただ突然だし、セレモニーもないということなので、最後まで〝らしい人〟だなって。最後まで小川良成を貫き通して、それはそれでかっこいいなと思いますね」と語る。

秋山は92年に全日本でデビュー。7年先輩にあたる小川は新弟子の心得、先輩に対する礼儀などは人一倍厳しかった。道場の練習で小橋建太が不在の時は小川がコーチ役を担い、受け身を叩き込まれたという。「細かいところまでやる方だった。数も他の人とは違ったね。小川さんの体格で受け身ができなかったら、当時の全日本はデカい人ばかりだったので戦えない。受け身が一番大切だと思って、教えてくれたんだと思う」と感謝の気持ちでいっぱいだ。

ともに2000年に旗揚げしたノアに移ったが、陰で団体創成期を支えたのが小川だったという。「見えるところでは三沢(光晴)さんとか小橋さんとか俺が表に出ていたけど、要所要所でピースをはめていたのが小川さんだった。三沢さんも信頼していた」という。

02年4月のGHCヘビー級王座戦では、王者の秋山が4分20秒で小川に敗北。同王座の最短決着記録として残っている。「寂しいですけど、小川さんは技術を持っているので、今後も後進の指導を続けていっていただければ。とにかく職人でした。こんな難しい職人はいないでしょう。一見さんお断りの完全なる職人でした」。小川の功績はマット界に残り続ける。

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