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【西武】4か月連続の8連敗も〝打つ手なし〟 いよいよ目前「最多借金」「100敗」の不名誉記録

東スポWEB / 2024年8月14日 6時15分

渡辺久信監督代行も打つ手なしか…

もはや「打つ手なし」の状況だ。西武は日のソフトバンク戦(ベルーナ)で1―6と逆転負けを喫し、これで5月から4か月連続の8連敗を記録。借金は球団ワースト「46」(1971年=西鉄)に3と迫る「43」にまで膨らんだ。獲得した新戦力や助っ人たちも軒並み〝機能不全〟に陥っており、チームは屈辱的な記録の更新を待つばかりとなっている。

何をやってもうまくいかない。6カード連続でカード初戦を任された先発の渡辺勇太朗投手(23)は粘り強く試合をつくっていたが、中盤に入ると失点を重ねた。4回に近藤の16号同点ソロを浴び、6回二死一、二塁から甲斐、川村の連続適時打で逆転を許すなど6回9安打4失点で4敗目。打線も覇気なく相手先発・モイネロに散発2安打1失点の完投勝利を献上した。

試合後の渡辺久信監督代行(58)は打線について「ウチもいい形で1点は取れたんだけど、その後ヒットが出ない状態が続いてしまっている。凡打の内容も良くないし、簡単に打ち取られてしまっている。相手投手が立ち直るきっかけを作ってしまっている」と評し、景気のいいコメントは最後まで出てこなかった。この8連敗中に2得点以下に終わった試合が実に6戦もあり、投手陣を援護できない自軍の貧打に頭を抱え込んでいる。

4月3日以来、約4か月ぶりの一軍昇格で3番に抜擢された4年目・ブランドンはモイネロの前に4打数無安打(3三振)に抑え込まれ、つめ跡すら残せず。渡辺代行も「(復帰後)初めての試合で期待はしてたけど、やっぱり相手の方が全然上だった」と完敗を認めるしかなかった。

6月に巨人から若林との交換トレードで獲得した松原は打率1割2分3厘の低迷で、この日登録抹消。7月にソフトバンクから育成選手・齋藤とのトレードで加入した野村も打率1割8分7厘の低空飛行が続いており、8回には代打で登場したものの一邪飛に倒れた。

期待する若手、中堅から今年もレギュラーは出現せず、頼みの綱になるはずだったアギラー、コルデロの外国人野手も二軍調整中。トレード獲得組の旬も短く、攻撃陣のオプションはすでに手詰まりとなっている。

それでも渡辺代行はわずかに可能性を残す逆転CS進出へ「選手も我々もファンも勝ちに飢えている。何とか勝てるように毎日挑んでいるんだけどなかなかうまくいかない。本当に切り替えていくしかない」と前を向く。

とはいえ今後の西武に待ち受けているのは目前に迫る球団最多の借金46、シーズン100敗など不名誉なワースト記録の更新だろう。残された40試合は、まさに〝苦行の連続〟となる。

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