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「私が大統領だったら…」トランプ氏がロシア、イラン、北朝鮮問題で言いたい放題

東スポWEB / 2024年8月14日 6時15分

イーロン・マスクと対談したトランプ氏(ロイター)

米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領は12日、自身への支持を表明しているテスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)と公開オンライン対談した。世界がウクライナ―ロシア、イスラエル―イランの戦争を危惧し、北朝鮮の暴走を心配する中、トランプ氏は「私が大統領だったら…」とトランプ流の他国の封じ込め方を明かした。

トランプ氏は「私はプーチンを知っている。習近平、金正恩も知っている。良いとも悪いとも何も言っていない。彼らは最高の状態にある。タフで、賢く、残忍で、そして自身の国を守るつもりだ」と語る。

また、イランについても言及し、もしトランプ氏が大統領だったら米国の敵は「攻撃しないだろう」とした。イランは、ハマスの元指導者イスマイル・ハニヤ氏を殺害したイスラエルに対する報復攻撃を数日以内に実行する可能性がある。

トランプ氏は「イラン経済が悪化したのは、私が中国に『イランから買うなら米国とは取引しない』と言ったからだ。そして、彼らはハマスに資金を供給できず、ヒズボラにも資金を供給できず、こうしたテロの手段に資金を供給することもできない状況に陥っていた」と声を大にした。ところが、バイデン政権によってイランがハマスやヒズボラに資金提供できるほどになったという。

トランプ氏はまた、自身がロシアの天然ガスパイプラインに制裁を課したことを自賛し、それを撤回したのはバイデン大統領だと非難した。

「彼は(カナダの油田と米メキシコ湾岸の製油所を結ぶ)キーストーンXLパイプラインを閉鎖した。これはわれわれのパイプラインで4万8000人を雇用するはずだった。そして彼はロシアのパイプラインを承認したのだ」

トランプ氏は2016年の大統領就任時、退任前のオバマ大統領からの辞任の辞で、今後数年間の米国最大の脅威は北朝鮮であると警告されていたことも明らかにした。

トランプ氏は「私は大統領時代、その問題をすぐに解決した。最初の『ロケットマン』の時はひどかったが、その後、うまくやっていた」と話した。

トランプ氏は、自分がバイデン氏よりもロシアに対してはるかに厳しい姿勢を取っていたと自慢し、もし自分が2022年に大統領だったらロシアはウクライナに侵攻しなかっただろうと強調。

プーチン氏に対してタフに交渉したといい、「私はプーチンにいろいろ言った。すると彼は『そんなわけない』と言った。私は『そんなわけない』と言った」と押し問答になったほどだという。

マスク氏は対談中、「米国大統領が威圧的であるかどうかは地政学に影響を与える」と持論を述べた。そして「人々は第3次世界大戦のリスクを過小評価する。世界的な熱核戦争のリスクを考えると、人類はもう終わりだ」と語った。

するとトランプ氏は「われわれは自分たちの上に鉄のドームを建設するつもりだ。何かを始めるにはたった一人の狂人が必要なので、われわれは保護されることになるだろう」と胸を張った。

これらのトランプ氏の主張について、軍事事情通は「トランプ氏の言うことに一理はある一方、トランプ政権になったら、ウクライナに一銭も出さず、ウクライナにロシアとの和平合意を強要するとみられています。そうなると領土に攻め入ったもの勝ちで、プーチン氏が得をする可能性が高い。そうなると、世界が混乱するでしょう」と指摘している。

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