パリＳＧ「エムバペ後継者」にサンチョを指名 移籍金９６億円超ですでに交渉中？

ジェイドン・サンチョ（ロイター）

フランス１部パリ・サンジェルマン（ＰＳＧ）は、イングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドに所属するＦＷジェイドン・サンチョ（２４）を退団したＦＷキリアン・エムバペ（２５）の後継者に指名した。

サンチョは昨季にエリック・テンハグ監督と見解の相違で衝突すると、謝罪を拒否し、古巣となるドイツ１部ドルトムントにレンタル移籍していた。現在は契約期間中のため、マンＵでトレーニングを行っているものの、新シーズン開幕に向けて今後の去就が注目されている。

そんな中、スペインメディア「ＦＩＣＨＡＪＥＳ・ＮＥＴ」は「ＰＳＧがエムバペの後継者を選出」との見出しで「ＰＳＧは今もエムバペの後任探しに没頭しており、埋めるのが難しいアナが残っている。ナセル・アルケライフィ会長が選択肢を検討しているが、最近はサンチョが際立っている」とし、最有力候補になっているという。

サンチョは昨季ドルトムントを欧州チャンピオンズリーグ決勝に導いた立役者として注目されている。同メディアは、ジャーナリストのエムレム・コヌール氏の情報として「両クラブはすでにイングランド選手のフランス移籍について交渉を行っているという。選手としてはパリのチームに加わることに興味があるだろう」と伝えていた。

サンチョの移籍金は推定６０００万ユーロ（約９６億６０００万円）とみられている。フランスメディア「ＲＭＣスポーツ」は「２４歳のウインガーは喜んでフランスの首都クラブと契約するだろう」と指摘しており、今後の動向が気になるところだ。