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クライミング森秋彩の身長差問題で浜田聡参院議員が問題提起「IOC等に抗議をすべきか」

東スポWEB / 2024年8月14日 15時21分

森秋彩

パリ五輪スポーツクライミング複合女子の決勝で、森秋彩(20=茨城県連盟)が身長差が大きく影響する課題を攻略できず0点に終わったことが波紋を広げる中、浜田聡参院議員が問題提起。意見を募集したところ、国際オリンピック委員会(IOC)への抗議を求める声が次々と出ている。

ボルダーの第1課題で身長154センチの森は苦しみ、まさかの0点。それが大きく影響し、リードで猛追を見せるも最終的に4位に終わって悲願のメダルには届かなかった。

この事態に英紙「デイリー・メール」は「オリンピックのクライミングスターは、身長が壁まで届かなかったため、競技を始めることすらできず、ファンは彼女が『いじめられた』と主張している」と報じるなど、世界中で今回の課題設定をめぐって議論が沸騰。身長が高い欧米勢に有利との指摘も相次いでいる。

そうした中で、浜田氏は自身のX(旧ツイッター)で今回の件について問題提起。「パリ五輪のスポーツクライミング、日本の森秋彩選手にとって不利なルートセットに関する件」とした上で「この件について皆様からのご意見を賜れればと思います。例えば、日本の関係者はIOC等に抗議をすべきかどうか、等」と投稿した。

この提起に対しては抗議について賛否さまざまな意見が寄せられているが、抗議を求める声が多い。「抗議をすべきです。スタートも出来ないようなルートセットは差別だと伝えましょう」「明確な差別だと思います。日本はIOCに正式に抗議すべきかと思います。騒いでやらないと彼らはいつまでも同じことをやるでしょう」「明確なルールを作るべきだと思います。委員会への打診が必要ではないでしょうか」などとIOCへの抗議を要求する声が続々と出ている。

森をめぐる問題はまだまだ議論が熱を帯びそうだ。

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