【ＷＷＥ】分裂・闇落ち軍の混合タッグ戦決定！ リア＆プリーストがリブ＆ドミニクとドイツで激突

リブ＆ドミニクを挑発するリア・リプリー　ⒸWWE

ＷＷＥの次回ＰＬＥ「バッシュ・イン・ベルリン」（３１日＝日本時間９月１日、ドイツ・ベルリン）で、闇落ち軍「ザ・ジャッジメント・デイ」をめぐる異色のタッグマッチが実現する。

闇落ち軍は３日のＰＬＥ「サマースラム」で内紛が発生した。女子世界王者リブ・モーガンに挑戦したリア・リプリーはセコンドのドミニク・ミステリオに裏切られ、王座奪取に失敗。世界ヘビー級王者のダミアン・プリーストはグンターの挑戦を受けたが、闇落ち軍のフィン・ベイラーに邪魔されて王座から陥落した。先週のロウでは、怒りのリアとプリーストが手を組み、リブが加わった新生・闇落ち軍と対決する構図となっていた。

「ＡＢＥＭＡ」にて放送された１２日（日本時間１３日）のロウ（テキサス州オースティン）では、オープニングにリアが登場。観衆から「マミー！ マミー！」の大チャント受け、「ドミニク、よく裏切ったね。リブ、私のベルトを奪っていつまで逃げる？ ２人に私の怖さを教えてやる」とリブとドミニクに報復を宣言した。

ここで観客席にリブとドミニクが現れると、観衆は一斉に「お前らクソだ！」の大ブーイングだ。ドミニクとリブはリアにアツアツぶりを見せつけながら、リアを挑発。リブは「ジャッジメント・デイもドミニクも世界王座も、あんたのすべてを奪ってやったわ」などと勝ち誇った。ところが、ここで背後にプリーストが現れ、ドミニクを襲撃。リアとリブも乱闘になった。

このままプリーストは闇落ち軍のカリートとシングル戦に突入。前世界王者は強烈なラリアートからサウスオブヘブン（変型チョークスラム）でカリートを仕留めたが、試合後は闇落ち軍のベイラー、ＪＤマクダナにドミニクとリブも加わってプリーストを暴行した。そこに再びリアがプリーストの加勢に現れ、カリートをキック一撃で退治。プリーストもマクダナをスーパーキックからサウスオブヘブンで叩きつけた。

ここでよせばいいのに、ドミニクがコーナー上段から空中弾を狙う。だが、あっさりプリーストにキャッチされると、リアに必殺のリップタイドの体勢に抱え上げられた。ここはリブが救出したものの、遺恨の高まりを受けてドイツ決戦「バッシュ・イン・ベルリン」で、リア＆プリーストｖｓリブ＆ドミニクのミックスドタッグマッチが電撃決定。ＷＷＥマットを席巻してきた闇落ち軍が分裂して、決着をつけることになった。

ドミニクは「テラー・ツインズ」を名乗るリア＆プリーストに「負け犬どもが。俺とリブを超えるカップはおらんぜ」と言うと、リブも「リアとダミアンに代償を払わせる」と予告した。果たして、生き残るのは元世界王者コンビか、それとも世紀の〝バカップル〟か？