【西武】隅田知一郎の熱投で連敗ストップ「球場に足を運んでもらえる投球をしていきたい」

西武・隅田知一郎

西武は１４日のソフトバンク戦（ベルーナ）に４―１と勝利し連敗を８で止めた。借金は４２となった。

初回、一死三塁から３番・佐藤龍の犠飛で先制した西武は１―１で迎えた５回に一気に試合の流れをつかんだ。

先頭・蛭間の四球と古賀の左前打で二死一、三塁の好機を作った西武はさらに相手先発・大津の暴投で二、三塁とする。

ここで１番・外崎が右中間を破る２点適時二塁打で２点の勝ち越しに成功。続く源田も左前適時打で続きこの回一挙３得点、１―４とホークスを突き放した。

投げては先発・隅田知一郎投手（２４）が６回を７安打１失点と要所を締め６月２９日の楽天戦（楽天モバイル）以来、６試合ぶりの７勝目（８敗）を挙げた。

隅田は「ホークスもいい打者、調子のいい打者が多い。打たれても粘り強く投げていくことを意識して投げました。割り切って強いチームに投げているんだということを頭に置いて投げたことがよかったと思う」と再三のピンチであと１本を許さなかった投球を振り返った。

その上で「勝つんだ、チームが勝てるよう１イニングでも多く投げることを考えていた。多くのファンが試合を見たい、球場に足を運んでもらえるような投球をしていきたい」とこの日もスタンドに詰め掛けた多くのファンに感謝の言葉を語っていた。