1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

松本人志の早期復帰に暗雲 弁論準備手続の期日取り消しは「あまり聞かない」ケース

東スポWEB / 2024年8月15日 5時10分

松本人志

ダウンタウンの松本人志(60)と週刊文春の訴訟で、14日に行われる予定だった弁論準備手続の期日が取り消されて延期された。訴訟が長期化すれば、松本が望む早期復帰が難しくなる。

東京地裁の担当者は取材に対し、弁論準備手続の期日取り消しは13日付とし、取り消し理由は明かさなかった。新たな期日は未定。

弁論準備手続は法廷で開かれる通常の口頭弁論とは異なり、争点などを整理して審理を迅速に進めるための措置で、口頭弁論の準備段階とされる。この期日が延期されるのはよくあるのか、珍しいのか。

アディーレ法律事務所の池田昇右弁護士は「珍しいです。あまり聞かないですね」と答える。

民事訴訟法第93条1項では「期日は、申立てにより又は職権で、裁判長が指定する」、3項では「口頭弁論及び弁論準備手続の期日の変更は、顕著な事由がある場合に限り許す」としている。

池田弁護士はこれを引き合いに、弁論準備手続の期日取り消しは「特に判断基準が明記されているわけではないので、裁判所の裁量によるところが大きいです」と指摘。

「そもそも弁論準備手続の期日の取り消し自体が多くはないですが、一般論としては裁判官、弁護士の新型コロナウイルスなどによる体調不良、親族の不幸が挙げられます。期日間近での弁護士の辞任解任もあり得ます。逆に、弁護士の準備が間に合わなかった、は認められるかは微妙です」とした。

松本と文春の訴訟は遅々として進まない。審理ではトリッキーな主張が飛び出し、モメる場面もあった。

暴露系配信者が4月、SNS上に、文春記者から話を聞いて松本からの被害を告発したA子さん、B子さんを特定したと投稿。松本側は審理での主張の中にこれを盛り込んだ。文春側は、暴露系配信者の投稿内容は事実無根と反論した。法曹関係者の話。

「松本さん側のこの主張の意図は分かりませんが、文春側は反発。暴露系配信者の投稿をめぐり、審理は紛糾したんです」

審理の焦点は当初、文春側の真実相当性とされたが、早くも脱線していたわけだ。

「世間に真実が伝わり、一日も早く、お笑いがしたいです」

松本は3月、X(旧ツイッター)で悲痛な思いを吐露したが、復帰のXデーは見通せない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください