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大阪道頓堀「金龍ラーメン」のしっぽ切断へ 「包帯巻けばいいんちゃう?」の声

東スポWEB / 2024年8月15日 6時9分

金龍ラーメンのはみ出した尻尾

大阪・道頓堀のラーメン店「金龍ラーメン道頓堀店」の龍の立体看板のしっぽが切られることになった。撤去を巡って、高裁で敗訴していた運営会社「金龍製麺」が14日に法廷闘争を断念した。今月中にも撤去されることになり、「しっぽロス」となるのか?

しっぽを巡る争いのきっかけは、隣の土地を所有する不動産会社が2020年に「立体看板のしっぽの部分やひさしが境界線を越えている」として、金龍ラーメンの運営会社を相手に撤去を求める訴えを起こしたことだ。1992年ごろから看板を設置していた金龍側は「撤去するとブランドイメージが低下する」などと主張していた。

昨年10年に大阪地裁が金龍側に撤去を命じる判決を言い渡したのに続き、今年5月に大阪高裁も撤去せよとする判決を言い渡した。金龍側は、最高裁への上告を検討したものの「裁判手続きにこれ以上心血を注ぐことは難しい」として断念し、判決にのっとり、龍のしっぽを撤去する判断を下した。

そもそも問題になっていたのは「龍のしっぽ」よりも、ひさしとその下に設置された席だった。大阪地裁は「立体看板の一部が越境しており、土地を使用する際の収益が妨げられ、不利益は大きい」として撤去を命じていた。地元民は「何十年も土地を占有すると自分の土地になることがある。道頓堀界隈はややこしいから」と指摘した。

X(旧ツイッター)でも「昔はなぁなぁでいけたのがあかんようになったんやから大人しく従えば良かったのに何で勝てると思ったんやろ?」「道路上でもNGだし、ましてや隣の土地上なんて問題外」などきびしいコメントが目立った。

金龍側は、不動産会社やエリア周辺の関係者と協議・調整し、今月下旬にしっぽを切断する予定だというが、「断腸の思いで、しっぽを切る」と表明したことにネット上では「しっぽの跡に包帯をまいてネタにすればいいんちゃう?」と今後の展開を予想する声も飛んでいた。

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