【ＭＬＢ】２０２８年ロサンゼルス五輪の米国代表を米サイトが予想 ジャッジ、ハーパーらも名を連ねる

アーロン・ジャッジ（ロイター＝USA TODAY Sports）

米スポーツサイトのアスレチックは１４日（日本時間１５日）に「２０２８年五輪野球米国代表ロースター予想・ＭＬＢ選手はチームをどう形成するか」というタイトルの特集記事を掲載し、４年後はともに３５歳になるハーパー（フィリーズ）、ジャッジ（ヤンキース）に加え、ウィット（ロイヤルズ）、ベッツ（ドジャース）らを挙げた。

同サイトは冒頭で「最近、ＭＬＢのクラブハウスでの話題は、まだ４年先になるイベント、２０２８年にロサンゼルスで開催される五輪に移っている」とし、ボストン遠征中のレンジャーズの救援投手で、２１年の東京五輪では米国代表のクローザーを務めたロバートソン（３９）が出場に意欲を示し、「（４年後の夏は）まだ４４歳だからチャンスはあると思う」とほほ笑みながら話したことを紹介した。

２８年のロス五輪には、全てのメジャーリーガーに出場機会を与えようという機運が高まっており、ＭＬＢのマンフレッド・コミッショナーもメジャーリーガーの五輪参加に前向きな姿勢を見せるようになっている。今や球界を代表するドジャースの大谷翔平投手（３０）が出場に意欲を示したことも後押しになっているだろう。

同サイトが独自に選出した先発投手にはスキーンズ（パイレーツ）、ストライダー（ブレーブス）らが挙がり、リリーバーにはグリーン（レッズ）、ヘイダー（アストロズ）、バーンズ（オリオールズ）、ミラー（ブレーブス）といった剛腕も候補に挙がった。２８年の予想ＷＡＲを元にした野手の先発メンバー予想では５・９のヘンダーソン（オリオールズ）を筆頭に５・５のウィット、４・８のグリーン（タイガース）、４・４のホリデー（オリオールズ）らが名を連ねた。

同サイトは「予想は難しいゲームで、４年先を予想するのはもっと難しい」と指摘した。ロス五輪にメジャーのスーパースターが参加すれば盛り上がることは間違いないが、どうなるか。