ヘンリー＆メーガン妃のコロンビア訪問 英国民の９６％が「行くべきではない」＝世論調査

ヘンリー王子とメーガン妃（ロイター）

コロンビア訪問を直前に控えたヘンリー王子とメーガン妃について英紙エクスプレスが世論調査を行ったところ、実に９６パーセントが「行くべきではない」と回答した。同紙が１４日に報じた。

ヘンリー王子とメーガン妃はいわゆる「偽の王室」ツアーでコロンビアへ４日間の旅行に出発する。夫妻はコロンビアのフランシア・マルケス副大統領から招待を受け、現地時間１５日にはコロンビアに到着すると見られている。

同紙は１３日午前１１時から１４日午後１２時までの間「ヘンリー王子とメーガン妃は海外ツアーを行うべきかどうか」という世論調査を行った。英国民から数千票が投じられた結果、実に９６パーセントが、夫妻は海外ツアーを行うべきではないと回答。「認める」との回答はわずか３パーセントにとどまり、１パーセントが「分からない」と回答した。

この投票は、夫妻がコロンビアの首都ボゴタで時間を過ごし、カリブ海および太平洋地域のカルタヘナとカリを訪問する予定であることを受けて行われた。夫妻は思想的リーダーとの面会からネットいじめに関する懸念の議論まで、最初から最後までぎっしり詰まったスケジュールをこなすとみられる。

ヘンリー王子夫妻の訪問は、１１月に子どもに対する暴力を終わらせるための世界閣僚会議を主催するコロンビアにとって重要な時期に行われる。会議は「ネットいじめ、オンラインでの搾取、これらの脅威によるメンタルヘルスへの影響などの問題に取り組み、より安全な物理的およびデジタル空間を作成するための枠組み」を発表することを目的としており、最新プロジェクト「ペアレント・ネットワーク」を立ち上げたばかりのヘンリー王子夫妻から、専門知識を求めることを期待しているという。

あえて危険な地域を訪問する夫妻は、世間の圧倒的な反対の声をどう聞くのか。