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【甲子園】中京大中京が史上初の夏80勝ならず 高橋監督「勝ち切れなかったことは悔しい」

東スポWEB / 2024年8月15日 13時19分

中京大中京の高橋源一郎監督

第106回全国高校野球選手権大会の第9日(15日)第1試合で7年ぶり29度目出場の中京大中京(愛知)が2年ぶり7度目出場の神村学園(鹿児島)との接戦の末、3―4で逆転負けを喫し、史上初の夏通算80勝とはならなかった。

3回二死三塁で2番・岡部(2年)の左前適時打で幸先よく先制。4回は先頭の4番・杉浦(3年)が中堅への二塁打で出塁すると、一死一、三塁から福田(3年)がセーフティースクイズを決めて2点目をもぎ取った。

先発の中井(3年)は5回まで4安打無失点と好発進。しかし、クーリングタイムを終えた直後に魔の6回が待っていた。先頭打者にストレートの四球を与え、その後、一死二塁から上川床(3年)の適時打で1点を返された。さらに一死二、三塁から二ゴロの間に同点を許すと、二死三塁のピンチで9番・今村(3年)に適時打を浴びて勝ち越されてしまった。

9回は3番手・宮内(2年)が先頭の2番・入来田(2年)に右越えソロを献上。中京大中京打線はその裏に1点を返す意地を見せたが、反撃は届かず、力尽きた。

試合後、高橋源一郎監督(44)は「最後、9回に選手たちが一丸となる姿に、愛知県大会から何度も逆転とか粘り強い試合をやってきたので、そこに託しながら、一人ひとりの声掛けとか、ベンチの表情を見て、愛知県大会を通して非常にたくましくなったなという部分を感じました」と声を詰まらせた。

初戦で史上初の夏通算100試合を達成。節目の夏80勝にも王手をかけていた伝統校の中京大中京。指揮官は「勝ち切れなかったことは、悔しい思いがあります」と言いつつも「3年生を中心に選手たちはよくやってくれた。そこに感謝したい」とナインをねぎらった。

主将の杉浦は「2年生でベンチに入っていた選手が来年は強い中京を作って、ここに戻ってきて自分たちを超えてほしい」と後輩に向け、力強いエールを送った。

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