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【甲子園】公立進学校の掛川西が夏の聖地2勝目逃す 大石監督「攻め手に欠いて難しかった」

東スポWEB / 2024年8月15日 16時20分

敗れた掛川西ナイン

第106回全国高校野球選手権大会の第9日(15日)第2試合で26年ぶり6度目出場の掛川西(静岡)が5年ぶり3度目出場の岡山学芸館に0―2で零封負け。初の3回戦進出はならなかった。

初戦に続き、この日もエース右腕・高橋(3年)が先発。右横手から内外角を揺さぶる幻覚投法で7回を7安打ながら2失点の力投を見せた。しかし、2回一死から2本の安打を許して一、三塁のピンチを招くと、遊ゴロの間に先制点を献上。その後、7回二死三塁から相手先発の9番・丹羽(3年)に左前適時打を浴びて痛恨の追加点を奪われ、最後までこの2失点が重くのしかかった。

打線は初回一死から鈴木(2年)、佐藤(2年)の連打で一、二塁の好機をつくったが、堀口(3年)が空振り三振、山下(3年)は三ゴロで無得点。1点ビハインドの6回一死では田中(3年)、鈴木の連打で一、二塁としながらも佐藤が空振り三振、堀口が二ゴロに倒れた。2点を追う9回一死からは堀口が右翼線へ二塁打を放ちながら、後が続かず無念の完封負け。

再三、好機をつくりながら、あと1本が遠かった大石卓哉監督(44)は「岡山学芸館さんの投手と堅い守備になかなか突破口を見い出せず、うまく打ち取られて、攻め手に欠いて難しかった」と完敗を認めた。

公立進学校として初戦は日本航空(山梨)を8―4で下し、夏の大会で60年ぶり勝利を果たしたが、夏の甲子園2勝目は逃した。それでも指揮官は「ここまでキャプテンの山下を中心にチームをつくってやってきた。たくさんの人に支えていただきながらこの場所に立てた。チーム一丸となって、最後までやり抜けたので良かった」とすがすがしい表情でナインをねぎらった。

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