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【甲子園】岡山学芸館の丹羽が6安打完封 佐藤監督「今日は丹羽の日だ、と僕の中で感じていた」

東スポWEB / 2024年8月15日 17時4分

6安打完封の岡山学芸館・丹羽

第106回全国高校野球選手権大会の第9日(15日)の第2試合は岡山学芸館が掛川西(静岡)を2―0で下した。

先発の丹羽(3年)が6安打完封の完ぺきな内容。試合後は「自分が目指してきた最高の舞台でいい結果が出て最高の気持ち。ゼロで抑えられてよかった。自分は全力で投げるだけで配球は(捕手の)佐藤に任せっぱなし。佐藤のおかげで完封につながった」と白い歯をのぞかせた。聖カタリナ(愛媛)との初戦がエース沖田(3年)をリリーフして完封リレー。この日は沖田にベンチで「気持ちだぞ!」と何度も励まされ、117球を1人で投げ切った。

2回に田井(3年)の内野ゴロの間に1点を先制し、その後は相手エース高橋(3年)との粘り合い。7回に二死三塁から丹羽自らが左前に適時打を放ち、待望の追加点を叩き出した。

2試合連続の零封勝ちで3回戦進出。佐藤監督は「甲子園で2勝というのはないので非常にうれしく思う。丹羽がよく投げてくれて勝つことができた。〝今日は丹羽の日だ〟と僕自身が感じて、先発させたらしっかり投げ切ってくれた」と好投する〝予感〟があったことを明かし、丹羽も「ここからも粘りの野球をやりたい」と意気込んだ。

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