レイカーズのカリー獲りを米メディア報道 八村塁ら〝２対８〟超大型トレードか

米国代表としてパリ五輪に出場したステフィン・カリー（ロイター）

米プロバスケットボールＮＢＡレイカーズが、八村塁（２６）を含めた〝２対８〟の超大型トレードでウォリアーズのスーパースターであるステフィン・カリー（３６）を獲得する可能性について米メディアが報じた。

カリーはパリ五輪で米国代表の主力として参戦。レイカーズのレブロン・ジェームズとの夢のスーパースターコンビは全世界を熱狂させ、金メダル獲得に大きく貢献した。

チーム再建のためレブロン、アンソニー・デービスと〝ビッグ３〟を形成できる大物を探しているレイカーズは、パリ五輪でのプレーを見てカリーが２人とフィットすると判断し、獲得に乗り出すもあると米メディア「フェーダウェー・ワールド」が伝えた。

「オフシーズンの最終月を迎え、トレーニングキャンプが９月に開始される中、レブロンとデービスがカリーと過ごした時間が彼を誘惑し、レイカーズに移籍して彼らとチームを組むことを望ませるかもしれない。これは非常に非現実的な状況ではあるが、レイカーズは巨額のオファーを思いつくかもしれない」と夢プランの可能性を指摘した。

そして同メディアは、レイカーズが用意する具体的なトレード案を分析。ウォリアーズ側はカリーとケボン・ルーニーを放出し、レイカーズ側はディアンジェロ・ラッセル、八村塁、ゲイブ・ビンセント、ジャレッド・バンダービルト、ジェイレンフッド・シフィーノ、２０２５年ドラフト１巡目指名権、２９年ドラフト１巡目指名権、３１年ドラフト１巡目指名権と実質的に〝２対８〟となる超大型トレードがレイカーズがオファーすると指摘した。

「レイカーズは、将来の資産とローテーション選手の両方の面で、選手層を壊滅させるだろう」としつつも「カリーを獲得することに関しては、特にレブロンやデービスと並んでプレーすることとなると、どんな価格でも十分ではない。レイカーズが驚異的なビッグスリーを結成する」と世界が注目する夢のビッグ３構築のためには、なりふり構わないとの見解を示した。

「もしそのような状況になった場合、ウォリアーズはカリーのために正しいことをして、彼が望む行き先に送る」とウォリアーズ側はカリーの年齢面を考慮して、将来を視野に入れた大型補強のためにレイカーズのオファーに乗ると予想した。

八村とカリーが絡む世紀のトレードは現実のものとなるのだろうか。