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【阪神】佐藤輝明は「雑音」をかき消せるか 虎党の容赦ない〝罵声口撃〟に同情の声

東スポWEB / 2024年8月16日 5時9分

佐藤輝に〝虎の4番〟の試練

屈辱をバネにはい上がれるか。阪神・佐藤輝明内野手(25)が岐路に立たされている。チームは巨人との3連戦(12~14日、東京ドーム)を1勝2敗で終え、痛恨の3カード連続負け越し。首位・広島と4ゲーム差に広がり、自力優勝の可能性も再び消滅した。

同3連戦は今季最後となる東京ドームでの伝統の一戦となり、敵地でも多くの虎党が詰めかけ熱い声援を送った。だが12日の初戦は佐藤輝の悪送球による適時失策の1失点で敗れ、14日の3戦目も相手先発・戸郷の前に完封負け。対戸郷では佐藤輝自身も大差がついた7回に放った単打1本のみの4打数1安打に終わり、4回無死一塁の場面で併殺打に倒れるなどいいところなく終わった。

14日の試合後は拙攻、拙守を繰り返した阪神の面々にファンから普段よりもボリュームの大きい怒号が飛び交った。中でも佐藤輝には東京ドームから引き上げる際にも、球場の外側で待ち受けていた多くの虎党たちから「しっかりやれ!」「ちゃんと守ってくれ!」などというゲキだけでなく、普段なら口にするのもはばかられるような激しい〝罵声口撃〟も容赦なく浴びせられた。

かつては藤村富美男、掛布雅之、金本知憲ら偉大な打者が任された〝虎の4番〟。そんな重責を担う佐藤輝には周囲の期待が大きいからこそ、時に厳しい言葉も向けられる。とはいえ、チーム内からは「この仕事をしている以上(ヤジや罵声は)多少はつきものかなと思う。(ファンの人たちが)お酒を飲んで、気が大きくなっていたら仕方がない部分もあるが…」としながらも「(多くの虎党が)シラフでやっていると考えるとイヤな気分になると思う」と同情の声も上がっている。

8月の月間打率は3割4分8厘、4本塁打、10打点。数字上では好調のように映る。ただ同じ8月だけで6失策と守備のミスが目立ち始め、打撃も最近6試合では打率1割(20打数2安打)、0打点、0本塁打と急ブレーキ状態だ。シーズンも35試合となる中、周囲の〝雑音〟をかき消すような復調が待たれる。

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