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【甲子園】神村学園 快進撃を支える大谷翔平からの〝秘密兵器〟 ナイン感激「日本一になって恩返し」

東スポWEB / 2024年8月16日 6時15分

中京大中京を破った神村学園

第106回全国高校野球選手権大会の第9日(15日)第1試合で神村学園(鹿児島)が夏の甲子園最多の79勝を誇る中京大中京(愛知)に4―3と逆転勝ちを収め、2年連続でベスト16入りを決めた。そんな神村学園ナインがドジャースの大谷翔平投手(30)からのプレゼントに大感謝。甲子園入りした宿舎に持ち込んだ〝秘密兵器〟のおかげもあって快進撃につながっているというが、その逸品とは…。

前半は2点ビハインドの苦しい展開となった神村学園。しかし、風向きがガラリと変わったのは5回終了後のクーリングタイムだ。小田大介監督(41)が「日本一を本気で目指すなら、こういうゲームをものにしろ!」と猛ゲキを飛ばすと、ナインが奮起。6回一死二塁から上川床(3年)の適時打で1点差とすると、その後、先発投手で9番・今村(3年)の適時打などで勝ち越しに成功し、9回には入来田の右越えの大会5号ソロでダメを押した。投げては今村が8安打3失点に抑え、2試合連続で完投勝利を挙げた。

監督就任以来、10年間にわたって中京大中京と練習試合を行ってきたが「なかなか越えられない壁で、一度も勝ったことがなかった。まさかこの甲子園で目標にしていたチームに10年かけて勝てた。選手たちに感謝の気持ちを伝えたい」と感慨深く勝利をかみ締めた。

そんな神村学園の硬式野球部に、大谷からマットレスが届いた。1日に地元鹿児島で行われた壮行会でナインにお披露目されたが、これは大谷と2017年から睡眠コンディショニングサポート契約を結ぶ寝具メーカー・西川が共同で募集した「大きな夢を見よう! プロジェクト」で当選したもの。実は同校の養護教諭を務める家村さんがサプライズで野球部の思いをつづって応募したところ、全国約130の学生団体のうちの1校として選ばれた。このプロジェクトでのマットレス約2500枚分の費用は大谷が全額負担し、話題となった。

このマットレスは大谷も愛用している最新のnishikawa「エアー」シリーズ。神村学園には、監督を含む全部員ら60人分が届き、早速、このマットレスを宿舎に持ち込み、甲子園入り後の3日から毎日、使用している。

ナインの間では「ぐっすり寝られて睡眠の質が上がりました。練習も試合も集中して臨めています。応募してくれた家村先生と、贈ってくれた大谷さんには感謝しかないです。世界のスーパースターは太っ腹ですね」と大感激している。

川内(3年)は「岩下(3年)はマットレスに横たわった瞬間、寝落ちしてます。疲労感の抜け具合も全然違います」と証言する。

さらに木下(2年)は「僕は大谷さんのマットレスで日本一になった夢をもう2回も見ました。これを正夢にしたいですね。当選した神村学園が甲子園に出ているので大谷さんが戦いぶりを気にして見てくれていたらうれしい。僕らができるのは日本一になって結果で大谷さんに恩返しすることしかできない」と意気込んでいる。

大谷マットレス効果を利して神村学園は今後も勝ち上がり、甲子園初となる深紅の大優勝旗をつかみ取るつもりだ。

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