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【甲子園】関東一が5年ぶり8強入り 米沢監督は「昼はさらにいいぞ! 楽しんでこい!」

東スポWEB / 2024年8月16日 17時29分

明徳義塾を破った関東一の選手たち

第106回全国高校野球選手権大会の第10日(16日)第2試合は関東一(東東京)が3―2で明徳義塾(高知)との接戦を制し、5年ぶりの準々決勝進出を果たした。

前回の北陸(福井)戦は第4試合でナイターだった関東一。「昼の甲子園はさらにいいぞ! 楽しんでこい!」と言いながらナインの背中を押したのは米沢監督だった。試合開始前の円陣では自ら選手たちを鼓舞するのがルーティンとなっている。

この声掛けが功を奏した。両チーム無得点で迎えた2回に小島(3年)の適時打で先制。3回に2点を奪われ、一時は逆転を許したが、関東一ナインに焦りはなし。

1点ビハインドで迎えた5回に代打・滝川(3年)が左前打で出塁すると、その後、相手の守備のミスから同点に追いついた。さらにクーリングタイム後に迎えた6回には無死一、三塁から越後(2年)が中前へ適時打を放ち、勝ち越しに成功。「とにかく打ってやるぞという強い気持ちで打席に入りました」と力強く語った。

19日の準々決勝は優勝候補の東海大相模(神奈川)と激突する。米沢監督は「東海大相模さんはピッチャーも大変素晴らしいですし力もありますので、ウチは『チャレンジャー』として思い切って自分たちらしく戦いたいなと思います」と先を見据えた。

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