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【中日】あの熱気はどこへ 中継視聴率が〝急降下〟でテレビ局関係者がため息…

東スポWEB / 2024年8月17日 5時16分

試合に勝利し川越(右)を出迎える中日・立浪監督

あの熱気はどこへ――。名古屋でドラゴンズに対する関心度が急速に低下している。借金12でヤクルトと最下位争いを繰り広げている状況で中日戦の視聴率が急降下しているのだ。

4月に中日が8年ぶりに単独首位に立った時には名古屋の街は「ワッショイ、ワッショイ」だった。3、4月には9試合で平均世帯視聴率が2桁を記録。5月7日の「中日―巨人戦」では今季最高となる平均世帯視聴率13・4%(平均個人視聴率は7・9%、以下カッコ内は平均個人視聴率)をマークするなど中日戦の放映権を持つ在名テレビ局はホクホクで、夕方のワイド番組で毎日のように中日ナインの特集コーナーを放送する局もあった。

ところが交流戦(7勝11敗)で負け越したあたりから視聴率が2桁台に乗ることはなくなり、8月に入ってV争いから脱落すると下降モードに拍車が掛かった。8日のDeNA戦は平均世帯視聴率4・5%(2・4%)、9~11日の巨人戦も9日=5・3%(3・0%)、10日=4・7%(2・6%)、11日=5・2%(3・0%)と、ここにきて4~5%台が続いている。中日ナインの個人エピソードを放送していた夕方の地元ワイド番組も、いつの間にかドラゴンズ特集コーナーが放送されることはなくなってしまった。

地元テレビ局関係者は「パリ五輪でドラゴンズへの関心が薄れていたところに負けが込んで(中日への)熱気が急になくなってしまった」とため息をつく。ここ数年、毎年V争いから脱落する夏場になると中日戦視聴率は一気に低迷しているが、今季もまた同じようなパターンに陥っている。

中日は16日の阪神戦(バンテリン)に2―1で逆転勝ちし、単独5位に浮上。立浪監督は「初回にアクシデント(先発・小笠原が左ヒジに打球を受けて初回で降板)があった中で、祖父江、岩崎、橋本ら中継ぎが頑張ってくれた。(同点打の)大島と(勝ち越し本塁打の)川越がよく頑張ってくれた。少ない点数ですけどバンテリンでの勝ち方ができた。カードの頭(初戦)を取れていることが多いんですけど、2戦目以降一つ取れるように明日も全力で頑張っていきます」と語ったが、ここからファンの熱気を取り戻すためには勝って勝って勝ちまくるしかない。

残り34試合で3位・阪神とは8ゲーム差。大逆襲で奇跡のCS進出を果たすことになれば名古屋の街は再び大フィーバーとなるはずだが、果たしてどうなるか。

(視聴率はビデオリサーチ調べ、名古屋地区)

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