1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

パリ五輪で性別騒動金メダリストを〝批判〟した女性キャスターをESPNが解雇

東スポWEB / 2024年8月17日 15時50分

イマネ・ヘリフ(ロイター)

米テレビ局「ESPN」が性別騒動で揺れたパリ五輪ボクシング女子66キロ級金メダルのイマネ・ヘリフ(アルジェリア)に対する見解を理由にNFL番組の司会を務めている女性スポーツキャスターを解雇したと、英紙「デーリー・メール」が報じた。

同紙によると、NFLカウントダウンなどの番組で司会を務めていたサマンサ・ポンダーさんはヘリフをめぐって自身のXを更新し「XX=男性、XY=女性」と書き込んだ上、大学フットボールの解説者であるカーク・ブライト氏が「男性は女性のスポーツにふさわしいか」と問われて「もちろん違います。バカげた質問だ」と返答した発言をネット上で称賛していたという。ESPNはこうしたトランスジェンダー女性に対する批判を理由にポンダーさんを解雇したとみられる。

同紙は「ポンダーさんは3年300万ドル(約4億4000万円)の2年目に解雇されたが、給与は全額支払われる」とした上で「ポンダーさんは解雇について公に語っていない。ESPNは問い合わせに対し、ポンダーさんの退任についてコメントすることを拒否した」と伝えていた。

また、元競泳選手で反トランスジェンダー活動家のライリー・ゲインズさんは自身のXに「ESPNは男性は女性スポーツにふさわしくないと公言したポンダーを解雇するのか?」とポスト。すると、この意見に対し「哀れだ。目覚めたメディアがさらに目覚めた」「それがESPNが失敗している理由だ」などの声が書き込まれたという。

ヘリフをめぐっては批判的な見解を示した英人気司会者のローラ・ウッズさんが、ネット上で誹謗中傷や殺害予告を受けたことを告白。またヘリフはSNSなどで中傷されたとして、パリ当局に告訴しており、書面には米実業家のイーロン・マスク氏や英作家のJ・K・ローリングさんの名前も記載されている。

すでに当局は、中傷被害の捜査を開始したことを認めているが、パリ五輪を揺るがした性別騒動の波紋は広がるばかりのようだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください