【マリーゴールド】ＵＮ王者・青野未来 天麗皇希と火花「前の団体から何か変わった？」

天麗皇希と火花を散らした青野未来

女子プロレス「マリーゴールド」のユナイテッド・ナショナル（ＵＮ）初代王者・青野未来（３３）が、初防衛戦（１９日、東京・後楽園ホール）で迎え撃つ天麗皇希と火花を散らした。

２人は１７日に都内で行われた会見に出席。５月の旗揚げ戦（後楽園）で本格プロレスデビューを果たして以来、負けなしの皇希から「王座戦で未来さんに勝って、無敗のチャンピオンとしてマリーゴールド、そして女子プロレス界で私が歴史になりたい。そのために私はあなたを踏み台にします」と堂々と言い放たれた。

一方の青野は７月の両国大会で行われた同王座の初代王者決定トーナメントで、３戦連続時間切れ引き分けに終わったＭＩＲＡＩとの４度目の激闘を制し、王座決定戦では〝大怪獣〟ボジラを撃破。苦労して手に入れたベルトを簡単に奪われるわけにはいかない。

アクトレスガールズ時代からの後輩を「私にとって皇希は勝って当たり前の選手。皇希は無敗ってことを誇りに思ってるみたいですけど、あなたのそんな試合より私はずっと濃い試合をしてきた。負ける気は一切ありません」と一刀両断だ。

さらに「皇希、前の団体から何か変わった？ 私は皇希を見てて、特に何も感じない。ガムシャラになって何かをやってるってところを見たことない。何が変わったの？」と問いただす。

すると挑戦者に「未来さん、私のこと全然見えてないんじゃないですか？ そのまま、油断しててください」と鼻で笑われた。

反抗的な態度の皇希を、王者は「試合もして、見た上で言ってます。覚悟も何も感じないあなたにこのベルトを譲る気はない」とピシャリ。その上で「でも皇希はこれからのマリーゴールドを盛り上げていくには必要な選手だと思うので、私が皇希のスイッチを入れてやります。皇希の初黒星、楽しみにしててください」と余裕を漂わせた。後輩に格の違いを見せつける。