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【全日本】安齊勇馬 3冠王座陥落も闘志は消えず「俺は必ずあなたに勝ちます」

東スポWEB / 2024年8月18日 6時16分

王座陥落し引き上げる安齊勇馬

全日本プロレスの3冠ヘビー級王座から陥落した安齊勇馬(25)が、早くも再起を見据えた。

17日の立川大会では〝陰湿ファイター〟こと青柳優馬(28)とV6戦で激突。新弟子時代に指導を受けた相手と正面からぶつかり、エプロンでの飛龍原爆固めや投げっ放しジャーマン、強烈なジャンピングニーなどで追い込んだ。

だが、必殺のギムレットだけはすんでのところでかわされ、最後は26分41秒、この日2発目のザ・フール(変型フィッシャーマンバスター)で脳天から突き刺されて3カウントを奪われた。

悲願の師匠超えを果たせなかった安齊は「青柳さん、すげえつええな…。一番尊敬しているレスラーで、あの人に認められたい、超えたいって一心で頑張ってきたけど、まだまだ…」と無念さをにじませた。

だが、このまま終わるつもりはない。試合後に新王者から求められた握手を断ったのも、その気持ちの表れだ。「認めてくれたってことですか? よくできたなってことですか? それだったら、俺はまだ握手なんかしないですよ。俺は必ずあなたに勝ちます。超えていく存在だと思っています。その時まで…。今握手したら俺の中で何かが止まっちゃう気がしたから」

安齊は3月30日に中嶋勝彦を破り、3冠王座を初戴冠。同王座史に24歳10か月の最年少戴冠記録を樹立した。「めちゃくちゃ大変で最高の時間だった。一つだけ損したなって思うことは、あのベルトを持つ喜びを、あのベルトとともに見る景色を知っちゃったことだ」と振り返る濃密な5か月が、今後の糧となるのは確かだ。

「もう俺は一瞬たりとも止まんねえぞ。あのベルトを巻くまで、全力で突っ走ってやる。だからこれからも俺のことを見ていてください!」

王道マットをけん引してきた若きエースが、再び立ち上がる。

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