上沼恵美子 阿部詩〝号泣〟批判の声に反論「ごちゃごちゃ言ってあげたらいかん」

上沼恵美子

タレントの上沼恵美子が１８日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ！」に出演。パリ五輪で人目をはばからず号泣した柔道女子・阿部詩に同情した。

東京五輪の５２キロ級金メダリストで連覇が期待されていた詩は２回戦で世界ランク１位のディヨラ・ケルディヨロワ（ウズベキスタン）に敗れ、声を出して号泣。これにＳＮＳなどでは「感動してもらい泣きした」という意見や、「ギャーギャー泣かないで」「他の選手に迷惑」という意見など賛否が分かれた。

上沼は「詩さんって、金（メダルを）目指してたわけやし、そりゃ悔しい」と指摘。「それと『自分に情けない』とか、『何年間の努力』、『今日に向けてこの瞬間に持ってきたのに、このざまか』とかいろんなものが去来してギャ～と加味されてミックスジュースになって涙になったわけやから、ごちゃごちゃ言ってあげたらいかんと思うのよ」と詩の心中を察した。

その上で「抑えきれなかったんよ。わかってやろうよ。日本の旗を背負って行ってんねんで」と呼びかけた。

さらにパネリストのますだおかだ・岡田圭右に向かって「背負ったことあんのか、１回でも！ 日本の旗を背負って漫才したことあんのか？ １回言うてみ！」と〝八つ当たり〟し、スタジオの笑いを誘った。