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【F1】現役ドライバーが移籍市場の実態を暴露「チャンスを得たドライバーの多くはカネを…」

東スポWEB / 2024年8月18日 18時14分

レッドブルのセルジオ・ペレス(ロイター)

F1の移籍市場の〝実態〟を現役ドライバーが暴露した。

英メディア「プラネットF1」は、フォーミュラEなどで活躍するミッチ・エバンスが「F1ドライバー市場に干渉していると考える〝政治〟を激しく非難した」と移籍市場について特集した。

エバンスはF1チームに加入するためには「ジュニアカテゴリーの履歴書やシミュレーションデーなど、あらゆるデータを持っていても、チャンスが得られないこともある。奇妙なスポーツだ。まったく意味がない」と実力が反映されないケースが多いと指摘する。
そして、最も重要な要素となるのが〝カネ〟だとズバリ断言する。

「チャンスを得たドライバーの多くはカネを持ち込んでくる。セルジオ・ペレス(レッドブル)を見ればわかる。彼はまだレッドブルにお金をもたらしており、彼と張り合うことはできない」と持論を展開した。

ペレスといえば、今季の大不振で更迭論が高まり、レッドブルグループ内でRBの角田裕毅の緊急昇格を推す声もあったが結局続投という結論に。この判断もペレスの巨大スポンサーの存在が理由とかねて欧米メディアで指摘されていた。

実力ではなく〝カネ〟が移籍を左右する実情をエバンスは嘆いており「純粋な実力でドライバーとして戦うのは難しい。それが現実だ。フォーミュラEに来るF1ドライバーの多くは、厳しい現実を思い知らされる」。さらにこう続ける。

「これは奇妙なスポーツ、奇妙な世界だ。すべてが純粋なパフォーマンスに基づいているわけではない。テニス、ゴルフ、サッカーのように、いつでも自分のスキルを共有できるわけでもない。チームはより安全な選択をしたり、独自の〝プール〟を持つ人々を選ぶんだ」。他のスポーツと比較して、公正な移籍が行われないと批判した。

角田の不可解な昇格見送りで、日本でも注目を集めたF1の移籍市場。ステップアップのためには、何よりも資金集めの〝営業活動〟がドライバーには求められるようだ。

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