ハリウッドスターが集結する米民主党全国大会「メーガン妃出席の可能性低い」＝英誌報道

メーガン妃（ロイター）

米民主党の全国大会が１９日から２２日まで中西部イリノイ州シカゴで行われる。どんなスターが会場に姿を現すのか注目される中、メーガン妃は出席の可能性が低いようだ。英誌タトラーが先日、報じた。

トランプ前大統領が共和党の大統領候補の指名を受諾した７月の共和党全国大会では、ハルク・ホーガン、ラッセル・ブランド、タッカー・カールソンが演説し、話題となった。一方、民主党全国大会は伝統的に、ハリウッドスターやカリフォルニアのエリート層など華やかな観衆が集まる。今回話題となっているのは、ビヨンセとテイラー・スウィフトだ。

カマラ・ハリス副大統領の指名受諾式で、ビヨンセが自身の歌でありハリス氏の選挙運動のテーマ曲でもある「フリーダム」を生で歌うのではないかといううわさがある。

オバマ元大統領とミシェル夫人、クリントン元大統領とヒラリー元国務大臣、バイデン大統領とジル夫人はハリス氏を支援する演説をするとみられる。ほかに歌手ジョン・レジェンド、俳優ジュリア・ルイス＝ドレイファス、俳優ユマ・サーマンらが出席する予定だ。俳優ジョージ・クルーニーや歌手ミーガン・ジー・スタリオンらも登場する可能性は高い。

最大の話題は、２０日までロンドン公演をするテイラー・スウィフトが登場するか、だ。

米国で２番目に古い月刊誌ハーパーズ・マガジンの編集者アンドリュー・コックバーン氏は、タトラー誌のインタビューで、「テイラー・スウィフトがハリス副大統領を支持するかどうか、人々は本当に待ち望んでいます。おそらくそうするでしょう。スウィフトは、政治的権力を持ち、若者の支持を得て、実際に人々のやる気を起こさせ、投票に影響を及ぼす、真の非政治的な人物です」と語る。

また、裏の話題は、将来的に政治家を視野に入れているメーガン妃が現れるのかだ。

コックバーン氏は「うわさは聞いていません。呼ばれれば、メーガン妃は喜んで出たいと思っているでしょうが、彼女のセールスパワーはここでは最低になっています。彼女はあまり有権者に影響力を持っていないと思います。だから、彼女が民主党大会に現れるとは思えません。みんながメーガン妃を見たいと望んでいるとは思えません」と指摘した。

また、メーガン妃は１５日から１９日までヘンリー王子とともにコロンビアに滞在。翌日、シカゴに行くことは十分可能だが、〝望まれていない〟という情報が耳に入っているとすれば、出席の可能性は低いだろう。