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【甲子園】神村学園・小田監督が大社警戒も「魔物はいないと思っている。いるとしたら…」

東スポWEB / 2024年8月18日 21時14分

練習を見守る神村学園・小田監督

第106回全国高校野球選手権大会の準々決勝(19日)に挑む神村学園(鹿児島)が18日、津門中央公園野球場で調整し、対戦相手の大社(島根)との対決に備えた。

大社はここまで大応援団を背に劇的勝利を連発。報徳学園(兵庫)や早実(西東京)といった強豪校を次々と撃破し、旋風を起こしている。勢いのある相手について小田監督は「本当に厳しいゲームになる。すごい強敵だと思ってます」と引き締めた。

ポイントとなる選手には相手のエース・馬庭(3年)を挙げた。指揮官は「想像以上に粘り強いというか、やはり馬庭くんのあの気持ちの強さ、熱投によって他の選手が奮い立たされている」と話し「できる限り先制点を取って、そこからどれぐらい1点ずつでもいいので、相手との距離を離していけるか。粘り強い試合をしていきたい」とプランを語った。

さらには球場全体が大社を応援しているかのような独特の雰囲気についても言及。「(これまでの大社の対戦校は)自分たちが敵に回ってるような雰囲気を感じて、表情が曇ってプレーしている子が多い。逆にあんな体験って人生で何度もできることじゃないんで、ウチの選手にはああいう時にいい表情でグラウンドに立って、心を穏やかに勝負してもらいたい」とチームのスローガンである「和顔愛語」になぞらえた。

「甲子園には魔物がいる」とはこれまで何度も言われてきた言葉が、小田監督はこれを否定する。

「私はいないと思ってます。いるとするならば、自分自身の心が作り出してるもの。魔物を感じたら、自分の心が動揺してて生み出してるものなので、多分対応できない。あれを『すごいな、この雰囲気。俺らこんなところで野球できて幸せだよな』と思えたら、魔物に襲われることはないのかなと。いかに心をうまくコントロールして野球ができるか」と話した。

昨夏のベスト4を超えるためにもはね返さなければならない〝旋風〟。チームの真の強さが問われる。

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