漢a.k.a.ＧＡＭＩ いじめ撲滅にHIPHOPを「ポジティブな作用に変換されれば」

ＮＯ　ＢＵＬＬＹ　ＦＥＳＴＩＶＡＬに出席した漢ａ．ｋ．ａ．ＧＡＭＩ

ラッパーの漢ａ．ｋ．ａ．ＧＡＭＩが１８日、茅ヶ崎市民文化会館（神奈川県茅ヶ崎市）で行われたチャリティーイベント「ＮＯ ＢＵＬＬＹ ＦＥＳＴＩＶＡＬ」に出席した。

同イベントは、ラッパーのＺｅｅｂｒａと「一般社団法人Ｈｏｍｉｅ子ども未来育成会」代表理事の井上ケイ氏が立ち上げたプロジェクトの一環。漢のほかＯｚｗｏｒｌｄやＪＥＳＳＥ（ＲＩＺＥ／Ｔｈｅ ＢＯＮＥＺ）、ＩＯ、ラッパ我リヤなどがノーギャラで参加。ＨＩＰＨＯＰの力でいじめ撲滅を訴えた。

漢は「業界やラッパーの中には、いじめてしまったことも、逆にいじめられたことがある人も僕を含めて多くいる。そういう意味では、経験した当事者として今そういう悩みを持ってる子にできることはたくさんあると思った。断る理由がなかった」と出演の経緯について明かした。

ＨＩＰＨＯＰからいじめの撲滅を目指すという試みを「シンプルでデリケートないじめというテーマ、そこに絞ったことに意味があるというか。ＨＩＰＨＯＰのメッセージを存分に生かすことができると思う」と分析。「自分の生きがいを見つけられたりとか勇気づけられたりとか、ポジティブな作用に変換されればうれしい」とイベントについて語った。

さらに、「ＨＩＰＨＯＰは普通じゃない人が結構いるんで、マイノリティーの人たちにはどんどん興味持ってもらえると思います」といじめに悩む子供たちに呼びかけた。