【広島】クリーンアップが大噴火! 九里亜蓮も好投&3犠打「毎回バントで緊張した」
東スポWEB / 2024年8月18日 21時46分
広島は18日のヤクルト戦(神宮)に8―2で大勝。小園海斗内野手(24)、末包昇大外野手(28)、坂倉将吾捕手(26)のクリーンアップが大爆発し、首位の座を堅守した。
赤ヘル打線がノッケからうなりを上げた。初回二死から3番・小園が死球、4番・末包が二塁打で二、三塁のチャンスをつくり、5番・坂倉が燕先発・石川のスライダーを左翼席へ運んだ。先制の8号3ランに「今日も前の人たちがチャンスをつくって回してくれたので、打ててよかった」と坂倉は笑顔で振り返った。
3回には小園にも2号ソロが飛び出し、44歳の球界最年長左腕を早々とKO。小園は「思い切って自分のスイングができました」と。5回には末包、坂倉の連打からベテラン・菊池涼介内野手(34)の中前適時打で7点目。その後も攻撃の手を緩めなかった。
小園、坂倉がアーチを描き、前日2本塁打で復調をアピールした末包は、4打数3安打の猛打賞。中軸が火をつけた打線は毎回の15安打の猛攻で、燕投手陣を粉砕した。
序盤から大量援護をもらった先発・九里亜蓮投手(32)は2回に主砲・村上にソロ弾を献上したものの、その後はキッチリと軌道修正。6回4安打1失点、無四球の力投で6勝目(7敗)を手にした。九里は「先に点を取ってくれたので気持ち楽に、何とかチームが勝てるように投げていた」と語り「いいリードをしてくれた」と女房役の石原貴規捕手(26)に感謝した。
また、石原は9番・九里の前の打者として3本の二塁打を放つ活躍を見せた。右腕は「毎回バントで緊張した。決められて良かった」と3犠打を成功させた自身の打席での貢献にも納得していた。
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