【ヤクルト】中日にかわされ単独最下位に転落… 石川雅規６失点ＫＯで遠い２００勝

ヤクルト・石川雅規

ヤクルトが１８日の広島戦（神宮）に２―８で大敗し、単独最下位に転落した。

誤算だったのは先発したベテランの石川雅規投手（４４）だ。初回から二死二、三塁のピンチを招くと坂倉に反対方向の左翼席へ８号３ランを叩き込まれた。２回には主砲・村上が２２号ソロで反撃のノロシを上げたが、左腕は直後の３回に小園に右翼席へ弾丸ライナーで２号ソロを突き刺されて勢いを止められなかった。

石川は４回にも先頭打者の矢野、石原の連打で１点を献上し、高津監督も継投を決断。ただ、後を受けた救援陣は２失点にとどめながらも９安打を浴び、計１６安打とすっかり赤ヘル打線に火をつける格好となってしまった。

試合前の時点で５位に並んでいた中日はこの日、デーゲームで行われた阪神戦（バンテリン）に８―４で勝利したため、ヤクルトは借金１３を抱えて単独での最下位に…。４回途中までで２被弾を含む７安打を許した石川は６失点で４敗目。今季８度目の先発で１勝にとどまっており、通算２００勝まで１３勝で足踏みが続いている。