浅野拓磨がレアル相手に衝撃デビューで今季ブレーク候補に「熱狂を起こす」

レアル戦でデビューしたマジョルカＦＷ浅野拓磨（ロイター）

スペイン１部マジョルカに今夏加入した日本代表ＦＷ浅野拓磨（２９）が、１８日に行われた〝銀河系軍団〟レアル・マドリード戦で衝撃のスペインデビューを果たし、現地での評価が急上昇している。

浅野はスタメン出場すると、前半は持ち前の運動量と献身的な守備力を発揮。後半に入ると、最大の武器であるスピードを生かして再三突破を見せるなどチャンスを演出。今夏にフランス代表ＦＷキリアン・エムバペが入団して再び〝銀河系軍団〟の呼び声高い新生Ｒマドリードを相手に、得点こそなかったが強烈なパフォーマンスを見せて、１―１の引き分けに持ち込む原動力となった。

この活躍に辛口の現地メディアも絶賛。スペイン紙「スポルト」は「浅野拓磨…２９歳、ウインガー。ドイツのボーフム出身で昨季は３２試合に出場して７ゴール１アシスト、マジョルカに加入してのレアル・マドリード戦でデビューした。熱狂を起こす選手の候補か？」と浅野の経歴を改めて伝えつつ、今季のブレーク候補に指名した。

同国メディア「ラリーガ・エクストラ」も「浅野拓磨はレアル・マドリードの守備陣に多くの問題を引き起こしている」とその働きぶりを高く評価した。

浅野がスペインで〝ジャガー旋風〟を巻き起こすかもしれない。