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黒柳徹子 故アラン・ドロンさんと過ごした〝一夜〟を回顧「まるで映画を見ている様に思った」

東スポWEB / 2024年8月19日 18時44分

黒柳徹子

女優の黒柳徹子(90)が19日、インスタグラムを更新。18日に88歳で亡くなったフランスの俳優アラン・ドロンさんを追悼した。

ドロンさんは、映画「太陽がいっぱい」などに出演し、「二枚目スター」の代名詞として絶大な人気を博した。また、日本にも何度も来日するなど、親日家としても知られた。

黒柳は「アランドロンさんが亡くなった」と書き出し、「随分前になるけど『夢であいましょう』という番組に、アランドロンさんが出演した。脚本も書く永六輔さんは、面白がってアランドロンさんが、私と話していて、何度も『愛してる』とフランス流に私に言うシーンを作ってくれた。…アランドロンさんは、私の手を両手で握って、何度も『愛してる』と言った。」と共演時の思い出を述べた。

また「それからみんなで、なぜかクラブに行った。時間が遅くなり、偶然私とアランドロンさんは一緒のタクシーに乗った。彼は品川のプリンスホテルに帰ると言った。彼が車を降りるとカメラを持ったマスコミの人達が、私達の車のあとをつけて来て、いきなりフラッシュが音をたてて光った。それまで優しく話していた彼は、車から降りると大声でフランス語で何か叫んだ。そして私に窓の外から『早く帰りなさい』と言ってもっと大声でマスコミに叫んだ。明るいホテルの入り口をバックにして暗い夜に叫んでる彼は、まるで映画を見ている様に思った」と詳細に振り返った。

その次に再会した時は、端正な着物姿だったようで「その頃アランドロンさんは着物に凝っていて女性の着物も作ってみたいと言う様な事も言っていた。着物を着ているアランドロンさんの写真を見ると、ビックリするほど和服が似合ってる。黒っぽい和服のアランドロンさんは、まるで喪服を着ている美しい女性の様に私には見える」とつづった。

投稿では、ドロンさんからもらったというブロマイドを1枚添えた。「いただいた時は、気付かなかったのですが、ブロマイドにメッセージが書かれていたんです。黒いセーターの上に黒のペンで描かれてたので、まったく気付かなかったんです。何十年も経った引っ越しのときに、発見しました」と公開し、ドロンさんを偲んだ。

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