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【甲子園】大社4強ならずも…OBバチョフが感謝する先輩芸人の〝振り込みアシスト〟

東スポWEB / 2024年8月19日 21時44分

母校の大社高校を応援するバチョフ

第106回全国高校野球選手大会の第12日(19日)第4試合に行われた大社(島根)―神村学園(鹿児島)に大社高校野球部OBのピン芸人・バチョフが応援に駆け付けた。

17日に行われた早実(西東京)との3回戦でも大きな声で後輩らに絶えずエールを送っていたバチョフ。大社が劇的なサヨナラ勝ちを収め、8強入りを決めたにもかかわらず、「準々決勝は事情があって行けなくて…。なので、今日の試合を全力で応援しようと思います!」と気まずそうな表情を浮かべていた。

実は、交通費など〝厳しい懐事情〟にあったが、翌日、自身のX(旧ツイッター)にはある投稿が…。

それは現在、舞台「千と千尋の神隠し」のロンドン公演に出演しているお笑いタレント・おばたのお兄さんとのやり取りだ。5年ほどの付き合いがあり、おばたのお兄さんが監督を務める草野球チーム「GATTIN(ガッチン)」に加入したことがきっかけだ。バチョフは「ロンドンでのお仕事があるので、1か月前から郵便物の確認や家の換気などをお願いされていました。週に1回僕が『大社高校の応援があって行けません』というようなやり取りをしていて…」と明かすと「昨日(=18日)の夜ごろ『絶対行った方がいいよ!新幹線代!というかバイト代だけど!…(中略)』というLINEが来てすぐに、3万円以上が振り込まれていました」と先輩の〝粋な計らい〟に感動。先輩の援助もあり、意を決して準々決勝を観戦できたというわけだ。

おばたのお兄さんもバチョフと同じく高校野球経験者。小出高校(新潟)で仲間たちと共に甲子園を目指していた。バチョフは「同じ元高校球児ということもあって、野球についてたくさんお話ししていました。今回は気を使わせないように…っていうことで『バイト代』と言ってくださったんだなあと…本当にうれしかったです」と目を潤ませる。

この日、大社は2―8で敗れ、準決勝進出はならなかったが、球場全体が大社を応援する、まさに〝大社ホーム化現象〟が起こり、SNS上で「大社の応援」がトレンド入りもした。

そんなバチョフが記者に託した試合後のメッセージは以下の通り。

「試合が終わり、改めて本当に後輩の皆さんには感謝しかありません。 本当に本当にこんな最幸な夏を過ごせたのは大社高校野球部、そして、大社高校の皆さんのおかげです。 本当にありがチョフです!!! 試合終盤つらい場面が多かったかもしれませんが、あそこで最後までやり遂げた姿に感動しました。今後の人生でどんなつらい事があっても、この瞬間を思い出せば乗り切れると思いますし、それ以上の瞬間が今後訪れるような明るい未来であってほしいです。すごく偉そうになりましたが、バチョフ自身もしっかりと大社高校野球部OBに恥じないように芸人人生を精進していきたいと思います!!! 改めて本当にベスト8おめでチョフでございました!!!!!!! では、どこかで会いましょう!!!! チョフチョフミー!!!!!!!!!」

目標のベスト8を成し遂げた大社ナイン。次の目標に向かって、新たなる一歩を踏み出す。

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