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石丸伸二氏の〝立憲乗っ取り〟表明に冷ややかな声 自民総裁選ともろかぶりで「見向きもされません」

東スポWEB / 2024年8月20日 6時4分

石丸伸二氏

都知事選で時の人となった広島・安芸高田市前市長の石丸伸二氏は岸田文雄首相の衆院広島1区からの出馬を選択肢の一つとしていたが、立憲民主党の新代表に照準を切り替えたようだ。

自民党総裁選は9月12日告示、27日投開票の見通し、立憲の代表戦は9月7日告示、23日投開票で決定。日程はもろかぶりとなった。

石丸氏は18日に自身のユーチューブチャンネルで「自民党総裁選よりも個人的に興味があるのは立憲民主党の代表選ですよ。次の立憲の党首の方の選挙区で僕が出ます。僕が立憲の代表に勝ったら党首にしてください。乗っ取ります。キングオブキングにしてください」とぶち上げたのだ。

立憲の代表選には泉健太代表、前代表の枝野幸男氏が立候補する見込みで、さらに野田佳彦元首相にも19日、若手から出馬要請が出された。石丸氏は自民党総裁選の裏で国民やメディアの注目が低いことに「立憲に何の恨みもなくて、頑張ってほしいが、何か手を打とうよ」と心配したことから話題づくりに出たワケだ。

もっとも石丸氏の提案はタイミングも相手も悪かった。野党関係者は「永田町の関心は自民党総裁選一色です。なんといっても次の首相を決める選挙で、自民党もメディアも大混戦と盛り上げ、立憲の代表選なんて見向きもされていません」と冷ややかだ。

横やりを入れられた立憲の米山隆一衆院議員はXに「仮に石丸氏が立候補しても、ほぼ100%惨敗でしょう。こちらは馬鹿げた挑発に乗るつもりはありませんが、ここ迄言っているのですから、石丸氏は負けたら政治から引退するくらいの覚悟を持つべき」とやり返した。

前出の野党関係者は「解散総選挙が早ければ10月に行われるとなれば、『石丸新党』もさすがに間に合わない。自身への関心を維持するために立憲の新代表への刺客宣言でしょうが、せめて自民党の新首相の選挙区から出るくらいの気概がないと、立憲の代表なんて格下げもいいところ」とツッコんだ。

新首相の選挙区に殴り込むのであれば、都知事選以上に注目されることは必至だが…。

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