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都知事選ポスター枠外問題…都選管が異議を棄却 ジョーカー河合悠祐氏は訴訟へ「民主主義の汚点」

東スポWEB / 2024年8月20日 20時32分

都知事選に立候補していた河合悠祐氏

東京都選挙管理委員会は19日付で、7月の都知事選で立候補していた「ジョーカー議員と投票率を上げる会」の河合悠祐氏の選挙無効の異議申し立てを棄却した。ほかにも小林弘氏、NHK党の立花孝志党首らの同様の異議申し立ても棄却した。

都知事選では立候補者56人に対し、ポスター掲示場には48人分の枠しかなく、8人に対しては、クリアファイルなどで枠外への掲示を余儀なくされた。河合氏は「候補者は等しく同じ条件で扱わなければいけない。増設を行わなかったことは重大な過失。候補者へのクリアファイルなどの扱いになることの事前共有はなかった。56人が揃ったポスター掲示場なら世界観が変わり、結果も違った可能性がある」と、投開票日の翌日に都選管に選挙無効の異議を申し立てていた。

都選管は20日までに河合氏の申し立てを棄却し、その理由については、「選挙の自由公正の原を著しく阻害されていれば、枠外への掲示となった候補者の得票数が当選した小池百合子都知事の291万票を上回る得票を得た者が生じる可能性がある場合」とした上で、枠外8人の候補者の内、最多得票はひまそらあかね(暇空茜)氏の11万票であったことを挙げる。小池氏を上回るには約25倍の得票が必要で「これだけの得票を得る可能性を示す事情は見当たらない」とポスター掲示場の枠の問題は結果を変えるまでの影響はなかったとして、掲示されていた場合でもひまそら氏を含めた枠外8人の候補者がトップ当選するのは無理だったと断言した。

ポスター掲示場問題では河合氏だけでなく、枠外となった候補者の小林氏や関係団体含め24人を擁立していたNHK党の立花氏も都選管に選挙無効の異議申し立てを行えば、将軍アキノリ未満氏は都に対し、損害賠償を求めて、東京地裁に提訴している。

都選管が棄却の判断を示したことに、河合氏は「恣意的にひまそらあかねが取れなかっただろうと独断で決めている。何の理由も言っていないに等しい。独善的な決定をして、自分たちのミスをもみ消すことをして、公平な選挙が行われない流れになる。民主主義の汚点だし、終わり。怖くて選挙に出られなくなる」と話し、東京高裁に訴訟提起し、最高裁まで争う考えだ。

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