なでしこ長谷川唯 マンＣ〝日本人軍団化〟を歓迎「シティーに合う選手たちが来たな」

新シーズンへの意気込みを語ったＭＦ長谷川唯

なでしこジャパンのＭＦ長谷川唯が、所属するイングランド・スーパーリーグの強豪マンチェスター・シティーの〝日本人軍団化〟を歓迎した。

２０日に新シーズンへ向けて出国前に羽田空港で取材に応じた長谷川は、８強で敗退したパリ五輪を振り返り「大会終えた時に、自分たちがやりたいサッカーっていうのができたかって言われたら、やっぱりまだまだできなかった」と悔しさをにじませた。

世界的なビッグクラブのマンチェスターＣは、今夏に日本人選手を一挙に３人獲得。ＧＫ山下杏也加、ＤＦ清水梨紗、ＭＦ藤野あおばが加入することになった。

「やっぱりシティーに合う選手たちが来たなっていう印象だった。（新加入となる）３人がフィットできない可能性っていうのもないと思っている。本当に不安もないので、３人が自分たちらしさを出せるように、サッカーだけではなく、生活面も含めて自分がサポートできればと思っている」と、なでしこジャパンの同僚たちの活躍に太鼓判。強豪の先輩としてサポート役も買って出た。

心強い同僚を得ての新シーズンへ向けて「もちろんチームとしての目標もあるけど、日本人の価値を高めるっていう部分では、もちろん３人の日本人選手が来るけど、自分自身、個人として、そういう目標を持ってプレーしてきたので、３年目は本当にもっとインパクトのある活躍だったり、評価を高めていきたいなと思っている」と力強く誓った。

なでしこジャパンで世界的強豪に加入するケースは増えており、今後は個々のレベルアップを代表強化にどうつなげるかが焦点となりそうだ。