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【阪神】才木浩人に最多勝の期待 金村暁氏が教え子を激賞「7回にこの日一番の球を投じていた」

東スポWEB / 2024年8月21日 5時4分

自身初の10勝目を挙げた阪神・才木浩人

阪神は20日のヤクルト戦(京セラ)に8―3で勝利し、引き分けを挟んだ連敗を3でストップ。先発した才木浩人投手(25)が7回3安打無失点の力投で、自身初の10勝目をマークした。今季20試合に先発し、防御率1・58の好成績を維持する右腕を本紙評論家の金村暁氏も高く評価。「終盤7回にこの日一番の球を投じていた。最多勝も夢ではない」とかつての教え子を激賞した。

【グラゼニ球論・金村暁】「中継ぎ投手は6、8月に調子を落とし、先発投手は8月に調子を落とす」というのが私の持論だが、確かにここ数試合の才木は、球宴出場の疲れなどもあり少々状態を落としていた。それだけにこの日の彼の力投は阪神ベンチを大いに安堵させたのではないか。才木がチームの連敗を止めたのは、これで今季7度目。カード頭の先発としての役割を存分に全うしてくれた。

特筆すべきは自身にとって最後のイニングとなった7回に、この日一番のボールを投じることができていたことだ。球数が100球に差しかかる中、4番・村上、5番・オスナと怖い打者が続く打順で連続三振。〝勝てる投手〟としてメリハリの利いた投球ができていた点は素晴らしい。ハーラートップの巨人・菅野(11勝)とは1勝差。ぜひとも最多勝のタイトルを狙ってほしい。

首位・広島とは5ゲーム差のままだが、逆転優勝へ、チャンスは十分にある。この日挙げた8得点中、7得点が二死から挙げたもの。攻撃の形も粘り強くなっている。まずは何が何でもヤクルト相手に3連勝を飾り、次カードの広島戦(マツダ)に臨みたい。

この日から一軍には高卒2年目左腕の門別が合流。高橋→門別→大竹の左3枚で広島との3連戦に挑むことが決定的となった。シーズンも終盤になり、対戦する各チームのデータが出そろう季節。左の好打者がそろう広島に「相手が嫌がることを仕掛ける」のは当然だろう。22日に一軍復帰登板を果たす青柳の投球内容なども見極め、この1週間で投手陣の〝最終選別〟が行われるのではないかとみる。大胆な配置転換などもあるかもしれない。

(本紙評論家)

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